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2011CWC3位決定戦「柏レイソルvsアル・サッド」観戦記
日曜日に行われたクラブワールドカップ。まずは3位決定戦から。
この試合は「柏vsアル・サッド」と期せずしてアジアのクラブ同士の対決となり、来季のACLを占う上でも重要な一戦となったのは間違いないところですが、そう考えると今回の柏にとっては様々な意味で「課題が浮き彫り」となったのは間違いないところでしょうか。
アル・サッドが「引いた戦術」で臨んで来るのは、この間のACLでの戦いぶりは勿論のこと、各方面で非難を浴びた(?)vsバルセロナ戦でも極端に守備偏重な戦い方をしてきただけに、それをどう打ち破るかというのが柏に課せられた命題なのは間違いなかったところでしょう。
それを、主力選手のレアンドロ・ドミンゲスを出場停止で欠き、さらには間隔が詰まっての臨戦過程でどれだけ実力を発揮できるか、その辺も含めて「プレACL」の要素はあったでしょうし、あとは単純にこの大会でも3位と4位とでは賞金差で50万ドル(約4000万円)は違ってくるという「現実的問題」もあるのは確かでしょう。
ただ、この試合の結果論で述べるとなれば、やはりレアンドロの「穴」は大きく、代役の水野も奮闘はしたもののアル・サッド守備陣を崩す様なプレイは見せられず、酒井や橋本を活用したサイドアタックも精彩を欠く状況となっては、90分を無得点で終わってしまったのが残念であれど「想定の範囲内」に収まってしまったところが、今の柏の全てを物語っているところでしょうか。
ゴールに迫る場面でも、北嶋に惜しいところはあったのは確かですが、そこを決めきれなかった・・・というのは、これが今の柏の「限界」というところなんでしょうか。
相手のアル・サッドについては、これはこの試合に臨むタスクが「点を取る」というより「点を与えない」ことに主眼を置いたのは間違いなく、4バック2ボランチできっちり守りきるサッカーをして、それを90分通して完遂した、というところでしょうか。
特に準決勝での戦いぶりに非難が集中したものでしたが、これが自分達のスタイルということでしょうし、結果を残している以上はとやかく言えないのは間違いないでしょう。
結局、PK戦に突入し、アル・サッドは5人全員がゴールを決め、柏は3人目の林が失敗した事により、アル・サッドが勝利したという事に。
さすがに、vsモンテレイ戦では初っ端で止めた菅野も、今回ばかりはゴール隅など届かない所にに蹴り込まれたり、あるいは反応を読まれたりで止められなかったものでした。これは、何だかんだで残念でした・・・。
ともかく、柏としては今回の件で「決定力」と「相手守備の崩し方」、そして「選手層」の問題を突き付けられた格好になったのではないかと見ています。
この大会以降も天皇杯の試合が続きますが、はたしてオフの期間を経てどれだけ来季の態勢を築き上げられるか。柏にとっては、この試合がまさに来季のスタートとなったのは間違いないでしょう。
あと、アル・サッドの選手・スタッフにおいては周囲の雑音に惑わされずに自らの意志を通したことに敬意を表したいところです。
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