![]() |
トップページ > 横浜FC > 「横浜FCvs大分トリニータ」観戦記 ~「弱い」から勝てない~ | |||
「横浜FCvs大分トリニータ」観戦記 ~「弱い」から勝てない~
昨季の三ツ沢で行なわれた第4節のvs徳島戦で敗戦した時、岸野監督が語った言葉がこれ。
「弱いから負けた。一つ一つが甘い。」
この時の試合でも、審判の判定に「泣かされた」かのように思えた所があったもので、他の試合でも「横浜FC目線」で見る時にどうしても「主審の判定が……」とか思い、そこに敗戦とか勝ち切れない試合となった理由付けとして求めてしまうところがあるのが正直なところかもしれません。
で、今回の試合。
試合終了後に即座にアップしたエントリでは、自分も「小川直仁主審の判定に泣かされた」意味合いでアップしました。ただ、それはそれで受け止めるとして、審判での有利不利を考えていく中で導き出される結論としては、やはり審判の判定一つ取っても、それは試合の事象の一つでしかなく、その事で応援するチームに不利に働く事もあれば、時には有利に働く事もある、と。
前節のvs水戸戦では、見方によっては「審判のおかげで勝った」ようにも見えますし、水戸サポーターからすれば逆に「審判のせいで・・・」ともなり、そこは表裏一体。なかなか難しいように思えるような気がしますか。
ともかく、審判の「笛の吹き加減」によって試合が上手く流れるか、それとも荒れるか。その「酷い方」での極致とも言えたのは、昨季の「あの」vs甲府戦だったのかな?と。
一応、小川主審に対していろいろ言うなれば、一つは大分の先制点に至る経緯で「止めなくていい所で止めて、止めるべきところで止めずに試合を進めた」ところ。もう一つはカイオに警告を与える場面で試合を止めずに行なった点などを挙げたいところ。この他にも、ジャッジの基準の曖昧さがあり、これは大分側でもボディチェックの仕方などで判定のブレを怖れて力の加減が付かなかったりしたように見えたものでした。それこそ思わず「こんなの絶対おかしいよ」と言いたくなるものでしたが(汗)。
ただ、小川主審に対しては「今後このような事が無いように」という他無く、この試合に限って考えれば、この「小川主審」によって与えられたPKをものにして逆転したというのに、逆に前田俊介を防ぎきれずにPKを与えて同点を許すといった横浜FCの「詰めの甘さ」こそ「叱るべき対象」とも言えるでしょう。
また、大分の先制点に対して(小川主審の判定に納得はいってない、という前提ではあるが)、セルフジャッジでもしたのか一瞬気持ちの緩みを見せて森島と前田のコンビプレイをあっさりと通してしまって失点、という場面も突き詰めれば「油断した」と言えるものでしょうか。
確かに森本の鮮やかなヘッドで同点に追い付き、後半は西田とカイオによるカウンターが鮮やかに決まったところを大分GK清水のファウルでPK獲得し、そこで決めて勝利に導かねばならなかった。それなのに、大分FW前田が確かに凄かった事を差し引いても、守備の際の集中力とか、審判の「癖」をつかんでの対応法を誤ったとか、そうした「ミス」を犯してしまうところは、現在の横浜FCがまだまだ「甘く」、まだまだ「弱い」部分と言えるものなのかな?と感じるところです。
こうした細部にわたる「甘さ」の克服をした上で、攻守における約束事の徹底をしっかりと図っていかなければ、まだまだ横浜FCは強くなり切れず「弱い部分」を抱えたまま今後の試合に臨むことになり、たとえ「勝てる相手」にも勝てない、という事が十分に考えられます。
それを克服すれば、審判の判定で多少の不利な流れをも克服でき、ひいては自分達に有利な流れに持って行けるかもしれない。そう考えた方がいいのかな?と、自分に問い直してみた、そんな試合だったかと思いました。
少し前と比べれば、先制されても「粘り気」が出て簡単に引き下がる事は無くなってきていますが、やはりそれだけで満足とはいかない訳で、ましてや「ホーム」の試合でこのような「弱さ」を見せる様な事は、今後は無くして欲しいですし、その為にも選手やスタッフの更なる奮闘を期待したいものです。
コメントの投稿
トラックバック
http://giocatore.blog9.fc2.com/tb.php/4585-ef10ba48
西京極 紫「毎度の事ながらサンガは」(08/18-20:54)
西京極 紫「恒例の」(08/16-08:08)
とし「」(07/06-23:39)
西京極 紫「参りましたm(_ _)m」(04/14-22:48)
ジョカトーレ・F「」(04/14-10:56)
西京極 紫「明日は宜しくお願い致します!」(04/13-09:46)
ジョカトーレ・F「Re: タイトルなし」(03/24-10:49)
ジョカトーレ・F「」(03/20-22:01)
とし「」(03/19-01:00)
ゆうすけ「」(03/16-17:26)
ジョカトーレ・F「Re: 謹賀新年」(01/06-21:59)
西京極 紫「謹賀新年」(01/03-19:55)
ジョカトーレ・F「こちらこそ、お疲れ様でした。」(11/20-22:55)
西京極 紫「お疲れ様でした」(11/19-02:13)
川西川子「惜しい星人;;」(10/08-00:00)
ジョカトーレ・F「さすがに京都は強かった」(08/23-22:09)
西京極 紫「どうにかこうにか」(08/20-23:42)
西京極 紫「了解です!」(08/18-15:21)
ジョカトーレ・F「」(08/18-11:39)
西京極 紫「次節に向けてご挨拶」(08/15-09:28)