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「アイスリボン#291」観戦記
三ツ沢での「横浜FCvsFC岐阜」戦の後、蕨のアイスリボン道場まで行って観戦してきました。大体、アイスリボンの大会自体を生で見るのは、3か月ぶりくらいになりますかね。
この間、後楽園ホールでの興行を二度行い、複数の新人選手がデビューするなど「充実の一途」を辿っているかのように見えるアイスリボンですが、選手代表であるさくらえみ選手の目から見れば、何らかの危機感を抱く様な状況はあったのでしょう。直近の5/5後楽園大会の後、事態は急展開を見せていました。
それが、松本都選手及び真琴選手に対してなされた「公開ダメ出し」。
都選手に関してのものは以前に書きましたが、結果は20分間で11-0のスコアと、まさに都選手を「完膚なきまでに叩きのめす」結果に。そして、その日の大会の座談会の中での話の急展開で、今度は真琴選手に対しての「ダメ出し」が・・・。
詳細については省きますが、さくら選手が都選手に続いて「課題」を真琴選手に突き付けた格好で、この日のメインが「さくらえみvs真琴」というカードに。
この辺の「やり方」については、あえて客前で公開するやり方がいいものなのかどうか?というのもありますが(個人的には好ましいとは思えない事を予め言っておきます)、事の真意を伝えるものとして、この2選手に対して危機感を抱かせて一層の奮起を求めたものと考えました。
その上で、まずはこの日の試合の中で真琴選手に対してどう「伝えていく」のか、そして真琴選手がどう応えるか。
他には、前大会で叩きのめされた都選手が、「リスタート」をどんな感じで切っていくのか。それが焦点でした。
まず、真琴選手。
結果としては、さくら選手を前に「完敗」を喫したというところでしょう。試合開始時に奇襲を仕掛けた真琴選手でしたが、あっという間にさくら選手が態勢を立て直すと、あとはまさに「壁」として真琴選手に立ちはだかっていました。終盤に真琴選手も少しの意地を見せはしましたが、「一矢を報いる」というには遠い状況で、最後はボストンクラブに屈してギブアップ負け。真琴選手本人にとって「何が不足していたか」を十分すぎるほどに痛感したものとなってしまいました。
先の大会の中で「基礎体力不足」の指摘をされ、その際の「手法」でさくら選手に対して強い「復讐の念」を燃やしていた真琴選手でしたが、それこそさくら選手の「指摘通り」となってしまい、試合終了後の座談会ではしおらしくなってしまったものでした。可哀相な気もしますが、「世界進出が夢」と語る真琴選手にとって、これは「大きな試練」として、今回の挫折感を大きなバネにして浮上していく事を期待したいですし、個人的にも見守っていきたいところです。
そして、松本都選手ですが・・・
当初予定されていた、たま子選手との対戦は「アクシデント」で対戦相手がくるみ選手に変更に。
ただ、残念だったのはどことなく中途半端な流れになってしまい、ごく普通に丸め込みの中で都選手が勝利。前に見た同一カードの時と比べて、躍動感が感じられなくなり、何だか無理矢理に試合を(自分向けに)作っている感じが見えてしまったのが残念に思ったところでしたか・・・。もっとも、この時は「変われ」と言われて一朝一夕に変われるものではないし長い目で見ていくしかないかな?と思いましたが・・・
その後、何故か特別試合が組まれ(あそこでの小笠原選手の「登場」には大いに驚きました(爆))、そこで少しは「らしさ」を見せたかな?と思ったのですが、小笠原「先生」の攻撃にタジタジといった感じでしたか(汗)。で、結局そこは「完敗」。
そこまではいいとしても、その後の座談会やツイッターのやり取りを見てる間に、個人的に都選手に期待してたものが「裏切られた」感じが見て取れたのが、大いに残念に思ったところです。
「自分のスタイルを変えるつもりはない」と都選手は言い放っていましたが、それについては否定するつもりはありません。しかし、真琴選手に対してもそうでしたが、さくら選手が都選手に問い質そうとしたのは、基礎体力の形成を含めて、「プロレスに対してどう臨むか」という姿勢だと自分では感じたものでしたが、それを都選手は「自分のスタイルの否定」とか、どうも誤った方向に解釈している風に見て取られたもの。
さらには、この間も先に述べた「バックボーン不足」の一方で大言壮語が目立つなど、言動のアンバランスが目立ち、カード編成等を考えるに非常に「扱いづらい」キャラへと変わってしまっている事へ、見てるこちらとしては大いに落胆したくなる思いでした・・・。
もっとも、この日の注目の度合いとかでは、都選手の当初の相手であるたま子選手の「リタイア」があったとか、多くのファンが真琴選手の動向に注目してた向きもあったのは否めませんが、都選手の「リスタート」がどう切られるかが焦点であった中で、残念ながらこの日詰めかけた観衆(自分を含めて)の心に響かせるものは感じられなかった。そんな暗澹たる思いしか抱けなかった中で、やれ「スタイルは変えない」とか「マンマミーアを出していない」とか、何か「形に拘っている」その様を見るにつけ、さくら選手の求めている「本質」をきっと理解していないし、現状このままでいけば残念ながら「何も変われる要素が見当たらない」様に感じられたのは、本当に残念に思うしかありませんでした。
昨年の今頃は、それこそ貪欲に勝利を追い求め、気力も充実していて観衆にもいい意味で「何かをやってくれる」期待感を抱かせてくれたものでしたが、最近はそれこそ単なる「トリックスター」としての振る舞いしか感じ取れなくなっているのが現状。それなのに、求めるものは大きすぎるものであり、そこはどうしても「悪しきギャップ」としか見えず、本来であれば都選手に「目を覚まして下さーい」とか言い放ってもいい位の状況にしか思えない。本当にその辺は、残念に思うしかありません。
正直言いましょう。現状では、都選手に対して一切の期待が持てません!
あとは、さくら選手による「荒療治」でどこまで「気付いて」くれるかでしょうが・・・・・
『アイスリボン・291』
5月14日(土)アイスリボン道場 18時00分開始
観衆110人(超満員)
◆第1試合 6人タッグマッチ 20分1本勝負
藤本つかさ&都宮ちい&○新田猫子
(10分39秒 キャット空中ニャン回転→片エビ固め)
つくし&志田光&成宮真希×
◆第2試合 シングルマッチ 10分1本勝負
○松本都
(6分46秒 丸め込む→エビ固め)
くるみ×
◆第3試合 タッグマッチ 15分1本勝負
×みなみ飛香&りほ
(8分8秒 スモウラリアット→片エビ固め)
星ハム子○&宮城もち
◆特別試合ハードコアストームルール 時間無制限1本勝負
○小笠原和彦
(2分21秒 小笠原ラクラッチ)
松本都×
◆第5試合 シングルマッチ 20分1本勝負
○さくらえみ
(19分36秒 逆エビ固め)
真琴×
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