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衝撃!メジロ牧場、競馬界から撤退へ・・・
昨日のツイッターでZAKZAK等の産経系列による報道がされたことを挙げたところですが、今日になってスポーツ紙各紙や一般紙上でも「このニュース」が挙げられました。最初、このニュースを知った時には、俄かに信じがたい気持ちでしたが・・・
「天皇賞のメジロ」が消える…経営難に震災でオーナー業から撤退
スポーツ報知 4月27日(水)8時3分配信
「メジロ」の冠で知られる名門・メジロ牧場が、5月20日付でオーナー業から撤退することが26日、分かった。今週行われる春の天皇賞は、91、92年にメジロマックイーンが連覇するなど4勝。長距離のビッグレースでの強さには定評があったが、近年の所有馬は芳しい成績を残せず、運営が苦しくなっていた。なお、北海道洞爺、伊達の牧場で行っている生産の今後については決まっていない。
天皇賞・春を始め、数々のビッグレースを制してファンに親しまれた「メジロ」の名が消滅する。メジロ牧場は、生産馬を自ら育成して所有するオーナーブリーダー。しかし、競走馬の獲得賞金だけで運営していくことが限界に達してしまった。
オーナー業は、5月20日付で撤退。現在の3歳以上の馬は、当面、同牧場の岩崎伸道専務取締役が所有する。また、今年デビューを迎える2歳馬の大半は、大手生産者へ売却。「解散の方向で動いていることは、間違いありません」と同専務は話した。洞爺、伊達の牧場については「何らかの形で有効活用を図っていくことになると思います」とコメント。牧場の名義を含め、どういう形で存在するかは、決まっていない。
同牧場は1967年、北海道伊達市に、建設会社社長の故・北野豊吉氏が開場。同氏の自宅が東京・目白にあったことから、「メジロ」の名が付いた。最もこだわりを持ったのは、古馬最高峰のレースと言われた3200メートルの天皇賞を勝つこと。生産馬では、メジロティターンが82年秋に優勝し、メジロマックイーン(生産者・吉田堅氏)が史上初の春連覇(91、92年)を果たした。春秋合わせて7勝。存在感は際立っていた。
一方、なぜかダービーには縁がなく、牧場を開く前の61年に、メジロオーが鼻差の2着。その後も、メジロモンスニー(83年)、メジロアルダン(88年)、メジロライアン(90年)と、惜しい2着が続いた。初めてのクラシック制覇は、86年桜花賞のメジロラモーヌ。その後、オークス、エリザベス女王杯を勝ち、初の3冠牝馬となった。同じく牝馬では、メジロドーベルが、98、99年エリザベス女王杯など、G1・5勝をマークしている。
しかし、成績は徐々に下降。海外を含め、外部から繁殖牝馬を導入することで持ち直した時期もあったが、G1制覇は、00年朝日杯3歳S(メジロベイリー)が最後。重賞勝ちも、06年小倉大賞典(メジロマイヤー)以降遠ざかり、“冬の時代”に入っていた。そして今年、3月の東日本大震災の影響により、関東圏で競馬が行われなかったことも、追い打ちをかける形となった。
「先行きが、不透明。まだ借金もありませんし、誰にも迷惑をかけない、きれいな形で解散しようということになりました」と同専務。日本の競馬に大きな足跡を残した名門牧場の歴史に、ピリオドが打たれる。
大久保洋吉調教師(G1・5勝牝馬メジロドーベルを管理)「3年くらい前から、厳しいと聞いていた。寂しいことだ。今は、じっくり育てることができない。厳しい時代になった」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110426-00000268-sph-horse
それにしても、春の天皇賞が行われる今週というタイミングで、このニュースは・・・遣り切れませんね・・・
ただ、この「話」は今月初めあたりから一部で噂になっていた感じで、某巨大掲示板や競馬関係のHPなどで、現役馬の名義変更(所有権移転)の話が出ているなど言われ、それこそその時は「まさか?」と思いながらも、確かに昨今は成績が振るわなかったこともあり、経営面で苦境に立たされたというのは十分窺い知れたところでした。
今回の件で、直接「原因」として言われている成績不振については、G1どころか重賞勝利も遠ざかっていたという事実もあるでyそうが、自分の見たところでは「障害レースでも不振」というところがあったのでは?と見ています。
メジロ牧場もコンスタントに活躍場を出していた訳ではなく、平地重賞で活躍できなかった時期とかは、障害レースで賞金を稼いで経営を保たせていたと見れる感じで、それこそメジロジュピターやメジロアンタレス、最近でもメジロベイシンガーなどが障害レースで上位争いをしていたもの。ただ、障害レースでもあまり「メジロ」の活躍馬が姿を見せなくなってきており、そういう面でもかなり心配だったところではありました・・・
今後、所有馬は勿論の事、繁殖牝馬や当歳・1歳馬の売却先を見つけることや、牧場の土地の活用方法など、「清算」に向けての手続きが取られていくところでしょう。
時代にそぐわなくなった、と言えばそれまでかもしれませんが、何とも寂しい話ではあります・・・・・
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