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新日本プロレス後楽園大会「FANTASTICA MANIA 2011」観戦記(11.1.23.)
「プロレスでハッピー!」とか言うと、アイスリボンのさくらえみ選手の台詞になってしまいますが、今回の新日本プロレス(以下「新日本」)後楽園大会は、それこそ「驚き」の連続であり、その中に笑いあり、衝撃あり、そして感動の場面ありで、本当に見て満足した興行であったかな、と感じたものでした。
この辺は、今回来日したCMLLのルチャドール達の「功績」は勿論あるのですが、一方ではダブルメインイベント2でのIWGPジュニアタッグ選手権で、アポロ55(プリンス・デヴィットと田口隆祐)の二人がDDTのゴールデンラヴァーズ(飯伏幸太とケニー・オメガ)からタイトル再奪取を成し遂げ、新日本的にも「ハッピーエンド」で終えられたように、以前経営状態や試合内容など様々な面で酷評され続けた感のあった新日本の「完全復調」をも窺わせたものとも感じられ、見てる者を確実に満足させる「体力」が付いたかな?とも言えるのかもしれません。
それにしても「ダブルメインイベント」と銘打たれた2試合はそれこそ瞬きさえも許されないくらいにスピーディーな展開と華麗さ、そして激しさに強く魅せられたものだったかと。それこそ、どっかのアニメの戦闘シーンが最高だ!なんて事さえ空虚に感じ「現実はもっと凄いぞ!」とさえも思えたもの。
先にも触れましたが、IWGPジュニアタッグ選手権は、序盤から激しい攻防を展開し、ゴールデンラヴァーズがクロススラッシュ(対角線に走り込んでの同時ケブラーダ)やゴールデンシャワー(二人同時のファイアーバードスプラッシュ)まで繰り出しながらも何とか凌ぐと、反攻に転じてからはケニーに照準を絞り、ブラックホールバケーションから最後は新合体技のブラックサンデー(田口の「どどん」とデヴィットの「ブラディサンデー」の合体技)で遂に3カウントを奪い、自分達が以前保持して奪われたタイトルの再奪取に成功。
この瞬間、それこそ場内の興奮度は最高潮に達したものでした。
また、このタイトル戦の前に行われた、CMLLを代表する二人、ミスティコとアベルノによる一戦「ダブルメインイベント1」も、それこそ「本場」メキシコで行われたかのような興奮に包まれた中で、アベルノの「達人ぶり」もさることながら、何といっても「神の子」ミスティコの繰り出す華麗かつ抜群のキレのある空中殺法は、本当に「観に来て正解だ!」と思わすのに十分の説得力を誇ったものでした。
この「ラ・ミスティカ」は、本当に凄かった!
試合後、ミスティコはアベルノに対してタイトル戦をこの日本で行うよう要求しましたが、自分としても是非やって欲しい!その時も、是非とも駆け付けて観戦したいものです。
この「ダブルメインイベント」以外にも、いろいろと「魅せられた」もので、これまで以上に本当に「観に行って良かった!」と感じたものでした。
CMLLの「ルチャドール」達もまた機会があれば見てみたいものですし、一方ではそれまで自分の中に若干残っていた「新日本アレルギー」を払拭するくらいに満足感を与えてくれた、今回出場したレスラーの試合をもう一度見てみたい。そう思わせるのに十分な興行だったかな、と思いました。
まさしく、グラシアス!
(注:写真は
◇第1試合◇
▼20分1本
外道、○邪道
(10分39秒)
×男色ディーノ、マキシモ
※クロスフェースオブJADO


一言で言えば、完全に「日墨ゲイコンビ」が「食っていた」試合(笑)。それでも、「邪外」の二人もしっかりと付き合ったのは立派。
マキシモも、結構立派な体格をしていながらトペ・スイシーダを敢行するなど、身の軽いところも披露。なかなかいいキャラしてます。
◇第2試合◇
▼20分1本
獣神サンダー・ライガー、カール・アンダーソン、○ジャイアント・バーナード
(11分08秒)
×タイチ、ドラゴン・ロホ・ジュニア、アトランティス
※バーナードライバー→体固め


試合後にライガーも言ってたそうですが、バーナードさん、あなたまで飛ぶのは反則(爆)。
そして、何かとバーナードの相手をさせられたタイチ、乙(汗)。
◇第3試合◇
▼CMLL世界6人タッグ選手権試合/時間無制限3本
[王者組]ラ・ソンブラ、マスカラ・ドラダ、○ラ・マスカラ(キャプテン)
(2-1)
[挑戦者組]×OKUMURA(キャプテン)、内藤哲也、高橋裕二郎
-1本目-
○ソンブラ(5分18秒)×高橋
※変型アラビアンプレス→体固め
○ドラダ(5分31秒)×内藤
※DDT→体固め
-2本目-
○内藤(4分35秒)×ドラダ
※ジャックナイフ式エビ固め
○高橋(4分49秒)×ソンブラ
※リミットレス・エクスプロージョン
-3本目-
○マスカラ(4分14秒)×OKUMURA
※カンパーナ
☆マスカラ&ドラダ&ソンブラが王座防衛に成功


ちょっと分かりにくかった「メキシコルール」で行なわれたこの試合。両チームのキャプテン(今回はマスカラとOKUMURA)が負けた場合に「1本」となり、他の二人の場合は「0.5本」として計算しての「3本勝負」。そんな訳で、随分と複雑な試合経過となってしまった訳でして。
ただ、NO LIMIT(内藤と高橋)の二人がいまいち弾け切れなかったかな?という感じでしたが、随所で見せ場を披露。OKUMURA共々ルード(悪役)に徹したファイトは見事でした。
一方のメキシコチームも「技達者」たるところを存分に見せつけ、最後はラ・マスカラがカサドーラから移行して電光石火のカンパーナ(相手を釣り鐘のように固めるストレッチの一種)でOKUMURAから1本を奪い勝利。この「切れ味」は見事という他無かったです。
◇第4試合◇
▼マスカラ・コントラ・カベジェラ/時間無制限1本
○タイガーマスク
(12分16秒)
×石井智宏
※タイガースープレックスホールド


正直、この試合だけは何だか異質とでもいいましょうか(汗)。しかし、石井の技(しかも雪崩式対空式ブレーンバスターとか)を全て受け切った上で最後はタイガースープレックスで仕留めるなど、タイガーもしっかり試合を「作っていった」ところには、少しホッとした感じも。大体これまでのタイガーの試合は「味気ない」ものが多かっただけに、とりあえずは「十分に見せれる」レベルだったかな?と思い安心しましたが・・・
そして、「カベジェラ」なだけに石井の髪(といっても元々短髪だし(汗))が刈られた訳ですが、丸坊主になった訳でなく途中でタイガーを襲撃してマスク剥ぎの行為に及ぶなど、ある意味「さ○ら○みの方がよっぽど潔く女々しくない」感じでしたかね(瀧汗)。
◇第5試合◇
▼ダブル・メインイベントⅠ/時間無制限3本
○ミスティコ
(2-1)
×アベルノ
-1本目-
○アベルノ(11分51秒)×ミスティコ
※デビルウィングス→エビ固め
-2本目-
○ミスティコ(1分53秒)×アベルノ
※ドリート
-3本目-
○ミスティコ(11分51秒)×アベルノ
※ラ・ミスティカ


◇第6試合◇
▼ダブル・メインイベントⅡ IWGPジュニアタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者]プリンス・デヴィット、○田口隆祐
(16分32秒)
[第27代王者組]×ケニー・オメガ、飯伏幸太
※ブラックサンデー→エビ固め
☆飯伏&オメガが3度目の防衛に失敗。デヴィット&田口が第27代王者組となる




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