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今日は65回目の広島原爆忌、そして今朝の読売社説に憤慨

2010 - 08/06 [Fri] - 20:48

 今年もまた、広島の原爆忌について書く。

 もう、何度もこの話題に触れると、戦争の愚かさとか核兵器の恐ろしさとか、とにかく「負の感情」がこれでもかと自分の内面を支配する。やはり、書いてて何かいたたまれないものを感じる。
 そんな感情を内面に秘めながら、平和への誓いを新たにし、戦争及び被爆の惨劇を二度と繰り返さないよう、気持ちを表していきたいものである。

 そんな、今年の「広島原爆忌」において、読売新聞の朝刊にも原爆忌に関する社説が掲載されていたが、読んでて大いに憤慨したものだった。何故なら、「核軍縮の潮流を確かなものに」と銘打ちながら、最後の方になると秋葉・広島市長の主張に対して「現実を踏まえたものでない」と批判し、「日本にとって米国の『核の傘』は不可欠」だの「核搭載艦船の寄港・通過などは認めることを検討すべき」と、命題とは裏腹な主張を展開しているからに他ならない。
 これがその「社説」である。

原爆忌 核軍縮の潮流を確かなものに(8月6日付・読売社説)
 広島はきょう6日、長崎は9日に65回目の原爆忌を迎える。被爆の惨禍が二度と繰り返されぬよう、平和への誓いを新たにする日だ。

 広島の平和記念式典には、ルース駐日米大使が、米国代表として初めて参列する。米国と同じく欠席を続けてきた英仏も、今年初めて出席する。

 国連事務総長の参列も今回が初めてとなる。潘基文事務総長が式典であいさつに立ち、核兵器なき世界の実現を訴える。

 被爆地から世界に向けた力強いメッセージとなることだろう。

 オバマ米大統領は昨年4月のプラハ演説で「米国は核兵器を使用した唯一の核保有国として、核兵器のない世界に向けて行動する道義的責任がある」と明言した。

 ルース大使の式典参加は、オバマ政権の核軍縮に向けた強い意思表示と見ることも出来る。

 日米両国は同盟の絆(きずな)で結ばれているが、広島、長崎への原爆投下をめぐる両国の認識には依然として隔たりがある。

 原爆使用により本土上陸作戦が回避され、数多くの米将兵の生命が救われたとする見方が米国では依然根強い。

 ルース大使が参列する理由について、「第2次大戦のすべての犠牲者に敬意を示すため」と米政府は説明している。原爆投下への謝罪が表明されるわけではない。

 しかし、大使の参列は、原爆投下をめぐる日米の溝を埋めていく上で意義深い一歩と言える。

 将来、オバマ大統領自身の被爆地訪問も期待されよう。

 今年4月には米露両国が新戦略兵器削減条約(新START)に署名するなど、核軍縮への潮流は確かなものとなりつつある。

 しかし、一方で北朝鮮は核開発を続けている。北朝鮮の核の脅威や中国の軍事大国化という現実を見れば、日本にとって米国の「核の傘」は不可欠だ

 広島市の秋葉忠利市長が式典で行う平和宣言は、「核の傘」からの離脱や非核三原則の法制化を日本政府に求めるという。現実を踏まえた議論とは到底言い難い

 米国の核抑止力を機能させるためには、非核三原則の「持ち込ませず」についても、核搭載艦船の寄港・通過などは認めることを検討すべきだろう

 広島、長崎に原爆を投下されても、「核の傘」に頼らざるを得ない――。そうした深いジレンマの下で、核軍縮、核不拡散をどう世界に訴えていくか。日本に課せられた大きな課題である。


 (※下線は当ブログ管理人である自分が挿入しました)



 社説では「ジレンマ」と表現する事で、「何とか核軍縮の問題を(読売新聞なりに)考えてるんだぞ」という「ポーズ」を取っているように見える。しかし、オバマ米大統領が打ち出した指針や、国連のパン・ギムン事務総長の参列なども併せて、世界が「核軍縮」の方向に少しずつ向かい始めている「潮流」を読売新聞とて感じている筈なのに、結末部分はまさしく「真逆」な結論で締めている。何だか、詭弁というか馬鹿にしているというか。昨年の田母神氏の「講演」じゃあるまいし。

 「核軍縮への潮流」を本当の意味で確かにするには、核武装に頼らざる得ないかのような論説は、却って逆効果だ。中国が核保有国であり、北朝鮮が核開発を続けている実態があるにせよ、何故日本までが続かなければならないのか。そして、米国の「核の傘」は本当に必要なものなのか。

 本当に「核軍縮」を強く願うのであれば、今直ぐに無理だというのは分かるとしても「全面的に核撤廃」という方向性を示して欲しかった。ただ、それを読売新聞に求めるのがいいかというと、多分「別問題」なのかもしれないが・・・(汗)

 ともかく、昨年とはまた違う意味で「憤慨」させる向きのあった、今年の広島原爆忌。
 世界共通、というか日本国内全体で「核の撤廃」に向けて意思が統一されるような日がやって来るのか、なかなか気が遠くなりそうな「現実」が、確かにあるのかもしれない。それでも、「核軍縮への潮流」は絶やしてはならない筈で、その為に日本に課せられた役割は大きい・・・・・筈である。

 それなのに、菅首相は・・・(怒)

首相「核抑止力は必要」 秋葉市長発言を牽制
8月6日15時16分配信 産経新聞

 菅直人首相は6日午前、広島市原爆死没者慰霊式・平和祈念式(平和記念式典)出席のため訪れた同市内のホテルで記者会見し、秋葉忠利広島市長が「核の傘」からの離脱を求めたことに対して北朝鮮の核開発を念頭に、「国際社会では核抑止力は必要だ」と述べた。

 就任後初めて参列した菅首相は式典で「具体的な核軍縮・不拡散の措置を積極的に提案し、国際社会の合意形成に貢献していく決意がある」と述べた。

 しかし会見では北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議について「哨戒艦事件に北朝鮮が関与したことが明らかになっており、何事もなかったように再開するのはなかなか難しい状況だ」と指摘。

 その上で、「国際社会では大規模な軍事力が存在し、核兵器をはじめとする大量破壊兵器の拡散もある。不確実な要素が存在する中では核抑止力は引き続き必要と考えている」と強調した。

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100806-00000122-san-pol



 ここでも「現実」に呑まれてどうする(汗)。
 そこは「日本としても核軍縮について積極的に関わっていき、北朝鮮の核実験問題に対しても様々な手段で核の脅威を取り除いていけるようにしていきたい」とか言えなかったのかね?

 結局、核軍縮だけでなく現在の政治状況のあらゆる面において、菅内閣及び民主党を動かしていくのに「庶民の力」を結集していかなければならない事が明らかになりましたよ。

 まあ、とにかく「憤慨」の感情に支配された原爆忌でした・・・。



http://blog.livedoor.jp/di_tanicchy/archives/52172900.html
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同感です。

この2つについては全く同感です。
原爆については、アメリカの被害の情報を遮断して正当化する情報しか流さなかった怖さを感じます。叔父達から軍人として中国とフィリピンで一般人への大量残虐行為(当時は正しいと思ってやっていたそうです)をよく聞ききましたが、戦争の被害と加害の真実を知ることは大切だと思います。一方的であったり、無関心が一番怖いんです。
あっ!とってもしっかりした文章を読ませていただいて長くなっちゃいました(笑)。すいません。ありがとうございました。

Re: 同感です。

>他サポさま
 おはようございます。コメントありがとうございます。今度は、どこのサポーターか示して頂ければありがたいです(笑)。
 確かに、どちらか一方に偏った評価というのは、本当に怖いかなと思いました。ルース駐日大使の「行為」について様々な反響がある様ですが、今回の「出席」はこれまでの経過ら考えて漸く踏み出した「一歩」なのかな、と思います。
 そんな感じで、長い文章になってしまいましたけど、読んで頂きありがとうございます。
 今後も、どうかよろしくお願いします。

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