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勝手にレビュー(その15)~THE COVE~

2010 - 07/14 [Wed] - 19:16

THE COVE(ザ・コーヴ)のパンフレット表紙


 今、「踊る大捜査線3」が巷での人気を評していますが、それとは別の意味で「話題を集めている」と言われてるのが、今回紹介する「THE COVE(ザ・コーヴ)」。
 「伝統的なイルカ漁」を題材としたドキュメント映画、と言われていますが、内容に関して「反日的」「不当に日本(そして太地町)を貶めている」という声もあり、「ともかく、内容は自分の目で見てみないと分からん」という事で今日、横浜ニューテアトルまで行って見てきたものでした。

 余談ですが、先日の日曜日に所用で横浜ニューテアトル近辺に出掛けていて(この時は見に行く時間的余裕は無かった)、抗議団体が街頭宣伝行動をしてたのですけど(汗)、その主張の中に「この映画を見る事は、犯罪テロ集団シーシェパードへ資金を流す事になるから、絶対に見てはいけない!」なんて言っていたのに少し違和感を感じたものだが(その辺の「資金の流れ」が本当にそうなのか、どうしても胡散臭く感じてしまうし)・・・。

 それはさておき、内容については追記部分にて。
  ↓ ↓

 ・・・えーと、「海面が赤くなる」というので何となくエヴァを想像してしまいました(ヲイ)。
 まあ、この劇中のクライマックスと言える「血の海」の場面は、確かに衝撃に感じます。ただ、これを「漁」として見るならこれは「必要悪」というか「止むを得ないもの」とも言えるし、逆にこれが制作者側の見方でもある「イルカの保護」での観点からすれば「実にむごい」とも見えるもの。ただ、それは後者の見方でこの映画を作っている事を考えてみれば、こうした「煽り」的に印象付けるという点で、制作者側の意図した出来となっているのでしょう。

 イルカや、劇中でも話題に出るクジラに限らず、生物を「殺して」食料にするという行為は、基本的に「残酷」なものだと思います。ただ、そうでないと人間は生活できないし、その土地の産業も成り立たないという問題もありますし、単純に「止めろ」と言われて「はいそうですか」と止めれるものでもないのが、現実的な問題でしょう。
 ただ、そういう問題は問題として、イルカ保護を主題として「これでもか」とあざとくPRするかのような内容には、逆に感心してしまったものですね。それでも、所々で織り交ぜてあるインタビューシーンなどの繋ぎ合わせに、どこかぎこちなさを感じたものでしたが。
 それと、この手のドキュメンタリー映画でありがちな事として、一つの事象についてとかく誇張されている節が見受けられるという事かと。劇中ではさも、太地町で23,000頭のイルカが殺された様な言い回しだが、これは日本で捕獲するイルカの全頭数をもはるかに凌駕しているのでは?とも言える頭数の様で、この辺が「現実とのギャップ」のように見える気もしなくもないですが。

 さて、冒頭で少し触れた、やれ「反日」だとか何とかとの整合性。これについては、日本を貶めているというよりは、何だかんだ言って誇張含みではあるものの「イルカ保護」を全面にアピールしてるものではないか?という事とも思え、ここから「反日」とかの論理に繋げるのは「日本でやる事に文句を言うな!」的なもの(というか言い掛かり?)かと。
 劇中で地元住民が撮影活動に「抗議」する場面が何度となく映し出されていますが、これは普通に「自分達の生活」に関わるものであるのでは?と。そこが、捕鯨問題と同様に「動物保護vs漁業」といった対立関係といえるもので、そこに「反日」などという論理は余計に問題をこじらせる感じがするのですが・・・。

 ともかく、この映画について批評をするのであれば、やはり「一見にしかず」というところなんでしょうね。「見ると犯罪テロ組織に資金が流れる」なんて反対団体は言いますが、如何せん明確な根拠が分からないですし、こじつけかと。ならば、素直に見てその上で評価した方がいいのでは?
 そして、この映画とは正反対の見方をする映画が制作されれば、それも是非見てみたいものですね。



http://blog.livedoor.jp/di_tanicchy/archives/52157046.html
http://ameblo.jp/cheese2000/entry-10549715016.html
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私も見てみたいです。
にしても、イルカ肉がどのように流通しているのかが謎。大阪のスーパーに「イルカ」と表示して売ってないし。加工食品でも、「イルカ肉」という成分表示は見た事がない。和歌山県でのみ消費されるのか。だとすれば、和歌山では牛や豚をそれほど食べないということになる。

単にイルカが可愛いからという理由で漁に反対している輩がいるようですが、理解できない。牛だってかわいい。知能が低い動物は殺していいという理屈がわからん。

とりあえず、見たら「考えさせられ」ます・・・

>アールグレイさん
 引き続き、どうもです。
 イルカ肉の流通については、この映画の中身に触れるものなので詳細は避けますが、とりあえず「どこまで本当か分からんが、こんな形態で・・・」という感じです。あと、この映画を調べていく中で判明しますが、今では(いろいろあって)地元の太地町でも以前給食で出されていたのが出なくなった、という事が・・・

 イルカ漁に反対する立場としてこの映画が制作され「これでもか」と言わんばかりのアピールでしたが、はたしてどこまで同情できるか?というのは気になります。その辺を突き詰めたら、アールグレイさんの仰る通り「他の動物はどうなのか?」という問題になりますし。

 あと、公開劇場はこちらを参照して下さい。
 ⇒http://thecove-2010.com/theater/index.html

TBありがとうございました

はじめまして、京都サンガF.C.のサポーターの西京極紫と申します。
「ザ・コーヴ」、おっしゃる通りそんな騒ぎ立てるほどの内容ではなかったですね。
でも、上映しないというのは無しだと思います。
観てみてこそ何某かの意見を述べられるでしょうから。
イルカだけを特別視されても説得力はありませんね。
他の動物(植物も含めですが)も食用反対なんて言い出したら
人間は生きていられませんから…(苦笑)

サポーターつながりという事で是非リンクさせて頂きたいのですが、如何でしょうか?
よろしければ僕のサイトにコメントお願い致します。

金を払ってまで見る価値はないと思われる。
シーシェパードの資金源になるかも知れないし。
作った側に少なくとも日本人に何かを訴えるつもりはない。今連中が言っているのは取ってつけた理由だけだ。
本当は白人に、「日本じゃこんな残酷ことしてるからけしからん。日本人をいじめるシーシェパードを応援してね。」という映画。環境保護ビジネスのプロモーションビデオだ。嘘は多いしほぼフィクションだ。映画関係者は、騙しのテクニックなど参考になると思っているせいか、高く評価するやつもいるが、この映画を作った連中の正体を知らんからな。

今後もよろしくお願いします

>西京極 紫さん
 こんばんは。勝手ながらトラックバックさせて頂きました。後ほど、そちらに伺います。
 とりあえず、感想としてはやはり「こんなものか」と感じる部分はあった、というのが正直なところかもしれません(汗)
 ただ、これをいろいろな理由をつけて「上映させない」というのはエゴですし、せめて「見る、見ない」は自分の判断でしたいものですよね。
 もちろん、この映画の内容に全面的に賛成とはいかないと個人的には感じたので、見てきた中でこの映画の賛否(あるいは是否?)を問いたいところですかね。

 サンガのサポーターという事で、アレモンとかヒョヨン(安孝錬)で横浜FCとの「繋がり」を感じます。
 リンクの件、了承しました。今後もよろしくお願いします。

どうもです

>ednakanoさん
 こんばんは。コメントありがとうございます。
 ・・・まあ、「見る価値は無い」といえば、それはあなたの信条から来るものでしょうし、それを否定するものではないでしょう。
 この手のドキュメンタリー映画に関しては、内容的にどうしてもオーバーアクションというか「大袈裟」な部分があり、そこに自分も違和感を感じたのは確か。ただ、よく語られる「シーシェパードとの関連性」については「真っ白とまでは当然言い切れないが・・・」という感じでしたかね。
 ただ、こうして制作された映画に文句ばかり付けるようでは、今後の展開が開けないでしょうし、日本側(太地町側)が何らかのアクションを起こしてこそ、今回の件も含めて議論を展開できるのかな?と思ってます。

シーシェパードに関しては

きちんとご挨拶もせずすみませんでした。疲れていたせいか表現もぶっきらぼうでした。

>「真っ白とまでは当然言い切れないが・・・」
シーシェパードとの関連に関しては、真っ黒だと思っています。リック・オバリーは必死に否定していますが、シーシェパードのHPには「ザ・コーヴ」のプロモーションのために籍を抜くみたいな記事が堂堂と残っています。イルカの追い込み漁の画像に懸賞金を出したり、出演している白人はみなシーシェパードの構成員か支持者です。
それと、製作者側は議論や問題の解決を望んではいないですよ。むしろ、街宣右翼みたいな騒ぎがもっとおきて、感情の対立を煽ることで、募金を増やしたいだけです。人を説得する気があるなら、データや事実関係をもう少し整合させる努力をしたはずですが、そんな兆候はひとつもありませんよ。
「太陽の町、黒潮と鯨と」をご覧になったでしょうか(ネットで公開されています)。主張はともかく、アプローチの仕方が間逆なので、参考になると思いますが。

Re: シーシェパードに関しては

>ednakanoさん
 こんばんは。ご無沙汰しています。
 今回の件でシーシェパードとの関連については、先のコメントに書いた通りの受け止め方をしていますが、オバリー氏の言動からすれば「黒に近いグレー」という見方も出来るのかな?と思っています。そう考えると、今でも時々当エントリにトラックバックが来て、そんな他ブログさんの記事を見て思ったのは、一方的な主張によるプロパガンダ的ノンフィクション、という見方が出来そうな気がします。
 そうした所で、紹介して頂いた「太陽の町、黒潮と鯨と」については、近い内に見ておこうかなと思います。

 最後に、遅ればせながらの意見等、ありがとうございます。

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