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「アイスリボン#198」観戦記
2010 - 07/08 [Thu] - 17:44
で、この日の「大会」に観に行って気になった選手を3名ばかり挙げて、その試合を振り返ってみたいと。
・その1:志田光選手
デビュー当時から「本格派レスラー」として期待されてた逸材も、ここ最近になって「漸く本格化の兆しか?」という感じになってきて、この日はタイトル戦に絡むために藤本つかさ選手と「20分間アイアンマッチ戦(=時間内に何本勝利=ポイントを取れるかの勝負)」、ということに。ただ、パワー殺法を駆使しながらも藤本選手に先手を取られ、そこから漸くエンジンがかかった感じで逆に1本取り返したものの、最後の方はお互いに詰めが甘くなってしまいドローに。その点は、試合後に藤本選手から「甘い」と酷評された通りだったかと。
ただ、この間「未完の大器」として「どこか惜しい」ところばかりだった志田選手にとって、様々な要因が絡んでか、ここに来てやっと「自らのポテンシャル」を生かす戦い方が出来る様になって来たのが、この試合でも垣間見えた感じでした。
確かに、同期デビュー(他には藤本選手と都選手)組の中でも体格に恵まれているのに、タイトル戦線では他の二人に先んじられている状況では、いろいろと思うところもあるでしょう。ただ、今回「詰めの甘さ」は残ったままでしたが、自分の「長所」を生かす戦いが出来るようになってきた志田選手の今後に期待したいです。
・その2:帯広さやか選手
ご存知、「19時女子プロレス(以下「19女」)」代表。・・・ということで「旗揚げ」から約1ヶ月。この日は、真琴選手との対戦でした。
ただ、試合の方はある意味、この間の「19女」のコピーとも言える内容だったかも。少しずつ技のレパートリーが増えてきたり、一撃の威力も強くなっては来ているものの、試合全体は真琴選手が「引っ張った」感があり、最後は制限時間一杯の中で真琴選手が無理矢理「蹴りをつけた」格好に。そして、試合後には「あなたはいつも下を向いている、そんなに人に見られるのが嫌なら、インターネットの世界に閉じ篭ってて下さい」と駄目出しを食らう始末に・・・。
よくよく考えてみたら、1週間に「19女」で3回のアイスリボンで2回試合をして「実戦経験」を積んでる状況で、なかなか「伸びてこない」現状やら、「下を向く」という悪癖から、真琴選手からの「厳しい叱咤」が飛んだということなんでしょう。そして、試合終了後からの帯広選手の表情も終始暗いまま。なかなか勝てない現状に、自信を失っているのは容易に窺い知れますが、そんな状況を真琴選手もじっと我慢することは出来なかったのでしょう。
ともかく、帯広選手の持ち味は「全力疾走」という事の筈が、壁にぶつかって気後れしてしまっているのが今現在の状況かと。ただ、そんな「壁」をぶち破っていくのは、結局は「己の力」という事に帰結してしまうもので、帯広選手の奮起に期待するしかありません。
今は、じっと見守っていきたいところです。
・その3:都宮ちい選手
この間も、「業界最小」といわれた小さい体格ゆえか苦戦が続いたりしたものですが、この日は星ハム子選手との試合で「秒殺」狙いで果敢に仕掛け、脇固めなどの関節技やウラカン・ラナなどのクイック技をフルに駆使し、最後は横入り式十字固めで3カウントを奪取。「絶叫」も相まって、漸く自分の特性を生かした戦い方が出来るようになり、成長の後を窺わせるものだったかと感じたものでした。
試合後には、7/19の板橋大会でのリボンタッグ選手権で対戦する葛西選手に対し、シングル戦をアピール。葛西選手が了承して7/14の道場マッチでシングル戦が決定という事に。
それにしても、「19女」が立ち上がってきてから「腹黒キャラ」が先行する事になってしまい(笑)、今回の葛西選手へのアピールもどこか「腹黒さ」が垣間見えたものでしたが(汗)、ちい選手とて、後輩レスラー(つくし、くるみ)が入ってきて、「業界最小」という「自分の特色」が生かせず焦りが募る中で、漸く「自分らしさ」を見出したのは、注目に値するものでしょう。これが、ちい選手の「成長」の証とするなら、今後は「腹黒キャラ」を出さずとも先々楽しめそうな感じです。
こうして3選手を挙げてきた中で、共通して言えるのは「成長」の具合、ということでしょうか。
ちい選手は成長した証を見せつけ、志田選手はまだ甘い所があるものの見せ場は作り、帯広選手はちょっと「壁」にぶち当たっている。そんな中で、自分の生き様を見せていくには、やはり切磋琢磨して自らを高みに持っていくしかないかな、と。その為の努力はとにかく惜しまず立ち向かっていけば、いずれは結果が伴うものだと感じたものです。
そう考えると、特に帯広選手は、今がまさに「苦しい時期」ですが、この状況にじっと耐えて前に向かっていってほしいですし、志田選手も、そしてちい選手もさらなる「高み」をめざして奮闘を期待していきたいものです。
もちろん、他の選手達も、彼女らに負けないよう、本当に頑張って行ってほしいものです。
約1ヶ月ぶりに、道場マッチの観戦をしてきました。
1ヶ月ほど開くと、選手達の動向とか「大箱」大会に向けての展開とかに見所があって、今回はリボンタッグ王者でもある、FREEDOMS所属の葛西純選手(もう一人はアイスリボン所属の松本都選手)が「蕨初参戦」ということもあり注目を集め、自分も「それ」目的(笑)で行ってきた訳ですが・・・
とりあえず、葛西選手の試合については「一人舞台」「千両役者」という言葉が当てはまるような試合だった、とだけ言っておきます(ヲイ)。
で、この日の「大会」に観に行って気になった選手を3名ばかり挙げて、その試合を振り返ってみたいと。
・その1:志田光選手
デビュー当時から「本格派レスラー」として期待されてた逸材も、ここ最近になって「漸く本格化の兆しか?」という感じになってきて、この日はタイトル戦に絡むために藤本つかさ選手と「20分間アイアンマッチ戦(=時間内に何本勝利=ポイントを取れるかの勝負)」、ということに。ただ、パワー殺法を駆使しながらも藤本選手に先手を取られ、そこから漸くエンジンがかかった感じで逆に1本取り返したものの、最後の方はお互いに詰めが甘くなってしまいドローに。その点は、試合後に藤本選手から「甘い」と酷評された通りだったかと。
ただ、この間「未完の大器」として「どこか惜しい」ところばかりだった志田選手にとって、様々な要因が絡んでか、ここに来てやっと「自らのポテンシャル」を生かす戦い方が出来る様になって来たのが、この試合でも垣間見えた感じでした。
確かに、同期デビュー(他には藤本選手と都選手)組の中でも体格に恵まれているのに、タイトル戦線では他の二人に先んじられている状況では、いろいろと思うところもあるでしょう。ただ、今回「詰めの甘さ」は残ったままでしたが、自分の「長所」を生かす戦いが出来るようになってきた志田選手の今後に期待したいです。
・その2:帯広さやか選手
ご存知、「19時女子プロレス(以下「19女」)」代表。・・・ということで「旗揚げ」から約1ヶ月。この日は、真琴選手との対戦でした。
ただ、試合の方はある意味、この間の「19女」のコピーとも言える内容だったかも。少しずつ技のレパートリーが増えてきたり、一撃の威力も強くなっては来ているものの、試合全体は真琴選手が「引っ張った」感があり、最後は制限時間一杯の中で真琴選手が無理矢理「蹴りをつけた」格好に。そして、試合後には「あなたはいつも下を向いている、そんなに人に見られるのが嫌なら、インターネットの世界に閉じ篭ってて下さい」と駄目出しを食らう始末に・・・。
よくよく考えてみたら、1週間に「19女」で3回のアイスリボンで2回試合をして「実戦経験」を積んでる状況で、なかなか「伸びてこない」現状やら、「下を向く」という悪癖から、真琴選手からの「厳しい叱咤」が飛んだということなんでしょう。そして、試合終了後からの帯広選手の表情も終始暗いまま。なかなか勝てない現状に、自信を失っているのは容易に窺い知れますが、そんな状況を真琴選手もじっと我慢することは出来なかったのでしょう。
ともかく、帯広選手の持ち味は「全力疾走」という事の筈が、壁にぶつかって気後れしてしまっているのが今現在の状況かと。ただ、そんな「壁」をぶち破っていくのは、結局は「己の力」という事に帰結してしまうもので、帯広選手の奮起に期待するしかありません。
今は、じっと見守っていきたいところです。
・その3:都宮ちい選手
この間も、「業界最小」といわれた小さい体格ゆえか苦戦が続いたりしたものですが、この日は星ハム子選手との試合で「秒殺」狙いで果敢に仕掛け、脇固めなどの関節技やウラカン・ラナなどのクイック技をフルに駆使し、最後は横入り式十字固めで3カウントを奪取。「絶叫」も相まって、漸く自分の特性を生かした戦い方が出来るようになり、成長の後を窺わせるものだったかと感じたものでした。
試合後には、7/19の板橋大会でのリボンタッグ選手権で対戦する葛西選手に対し、シングル戦をアピール。葛西選手が了承して7/14の道場マッチでシングル戦が決定という事に。
それにしても、「19女」が立ち上がってきてから「腹黒キャラ」が先行する事になってしまい(笑)、今回の葛西選手へのアピールもどこか「腹黒さ」が垣間見えたものでしたが(汗)、ちい選手とて、後輩レスラー(つくし、くるみ)が入ってきて、「業界最小」という「自分の特色」が生かせず焦りが募る中で、漸く「自分らしさ」を見出したのは、注目に値するものでしょう。これが、ちい選手の「成長」の証とするなら、今後は「腹黒キャラ」を出さずとも先々楽しめそうな感じです。
こうして3選手を挙げてきた中で、共通して言えるのは「成長」の具合、ということでしょうか。
ちい選手は成長した証を見せつけ、志田選手はまだ甘い所があるものの見せ場は作り、帯広選手はちょっと「壁」にぶち当たっている。そんな中で、自分の生き様を見せていくには、やはり切磋琢磨して自らを高みに持っていくしかないかな、と。その為の努力はとにかく惜しまず立ち向かっていけば、いずれは結果が伴うものだと感じたものです。
そう考えると、特に帯広選手は、今がまさに「苦しい時期」ですが、この状況にじっと耐えて前に向かっていってほしいですし、志田選手も、そしてちい選手もさらなる「高み」をめざして奮闘を期待していきたいものです。
もちろん、他の選手達も、彼女らに負けないよう、本当に頑張って行ってほしいものです。
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