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菅内閣発足で願うこと ~消費税増税は愚の骨頂~

2010 - 06/10 [Thu] - 21:50

 今週初めに、鳩山内閣に代わって菅内閣が発足した。
 とりあえず、閣僚人事の寸評とか、「脱小沢」なり「親小沢」「反小沢」などという向きは他の方に任せるとして、個人的に「菅内閣」に対して望むことを、ここに書き連ねていきたい。

 まずは、鳩山内閣の時もそうであったが、民主党が掲げた「国民の生活が第一」という理念への追求だろう。
 鳩山内閣が「失脚」した直接の理由は「普天間問題」に対しての拙い手段とそれに伴う決着内容だが、それは突き詰めて考えれば「沖縄県民を最終的には翻弄させるだけに終わった」という、何とも遣り切れない形にしてしまったことだ。沖縄県民も「日本国民」であるからには、沖縄県民の生活安定を考えられない鳩山政権が、国民の生活の安心を追い求められるのか?と。結局、その実現を迎えられそうもなく、総辞職と相成った。
 元々、沖縄における米軍基地問題は、一筋縄では行かない問題だっただけに、時限を決めて解決をはかろうとしたのが、結果として拙かっただろう。この事は、以前に書いたので、この辺で留めておきたい。

 さて、転じて菅内閣である。
 今回、沖縄問題については「日米政府間合意」の履行が求められている状況ではあるが、この点で既に「評価に値しない」と論ずる人も中に入るだろう。これについては、それこそ長い年月を掛けて臨むしかないと感じており、性急に動いてはかえってこじれる元となるのが、鳩山内閣ではからずも実証されてしまったものだ。この件については、今はペンディングとしたい。

 そんな沖縄問題に変わって、菅内閣になってから大きくクローズアップされているのが、「消費税増税」を含めた「税制改革問題」だろう。正直、この件でこそ一歩足をふみ間違えると、民主党を軸とした政権の崩壊は勿論、日本社会の根底をも揺るがしかねないものだろうと、自分では感じている。

 既に、今年に入ってから「総合的な税制改革の論議」が成されている状況だが、マスコミの論調はこの間ずっと「消費税増税の方向性」についてばかり言及されており、更には一部で「法人税減税」とセットでくっついているものだったりするのだから、この辺が個人的にはいただけない。

 「法人税減税」について強く言及しているのは、直嶋経産相をはじめ、財界の主だったところ、そして読売新聞などだ。特に読売新聞は、以前から「国際競争力を高めるために、現行の約40%を25%ほどまでに引き下げるべき」との論調まで展開している。
 私は、この読売新聞の論調には大いに納得できないし、そうした財界の「甘ったれた考え」なんて以ての外だ、と考える。そして、その意に乗っている感じの直嶋経産相に対しては大きな絶望感を抱いている。

 そもそも、法人税の引き下げは小泉政権下でも実施されたが、当時からその名目は「国際競争力の強化・確保」だった筈。税率を下げて収益を設備投資に回して国際競争力を高める狙いだった筈だが、その実は株主への配当と内部留保に回っているのがほとんどだ。
 そして、賃金として労働者への還元は進まず、逆により儲けを確保しようと非正規雇用者を「労働力」として扱うようになり、さらに労働者への還元は進まず、逆に企業の内部留保となる一方で溜めこまれたまま。一方で、史上空前の利益を享受したのは一部企業とその上層部の面々という有様で、そこには「内部留保」の一部分が充て込まれているのは想像に難くないだろう。
 それなのに、国際競争力が高まっているかといえば、そんな気配はない。今、液晶テレビでは世界シェアをサムスンがトップをひた走っているという事実。多くの業界で外資系企業が参入し、国内において日本企業が法人税減税によって優位に立つなど、恩恵を受けているとはとても言えない現状なのは確かだ。
 そんな状況の中で、更に法人税減税を行い競争力を高めよう、というのが読売新聞の論調であり財界の主張だろう。だが、そんなのは「言い訳」がましく聞こえてならない。

 では、仮に法人税減税を行って足りなくなった収入をどこから確保するか。そこでセットとして論じられているのが「消費税増税」では、それこそ話にならない。
 読売新聞や財界は「小泉構造改革で美味しい思いをした。それをもう一度叶えたい」ということか?その一方で、庶民は結果として、小泉政権時代に「格差社会」という大きな歪みに呑みこまれて行ったのだ。そんな「再現」は、もう二度とあって欲しくない。それを成せば、日本社会はまさに「根底から崩れる」だろう。

 消費税の増税は、富裕層にとってはそれほど痛手にはならないが、所得の低い層であればある程、その「辛さ」が身に染みて分かってくる。消費税の特性が「逆進性が強い」と言われるが、まさにそうだろう。
 一方で、法人税減税によるメリットも、企業や富裕層へ「溜めこまれる一方」しかなく、その恩恵は「賃金」として労働者に、「税金」として地方自治体に還元される額が少なくなり、「富の分配」が満遍なく行われなくなっていき、社会サービスの低下と消費の低迷を招くに過ぎないのが関の山だ。それは、小泉政権下で大きく変わった社会情勢の中で痛切に感じているものだろう。

 菅首相は、いみじくも「最小不幸の社会の形成」を謳った。「不幸」の文字に不吉なものを感じるが、言葉尻を素直に捉えるなら、「不幸」を出来る限り小さくしていくもの。ならば、消費税増税と法人税減税は、これまでの実証からすれば、菅首相の思いとはまさに「逆方向」なものでしかない。

 マスコミから流れ出るものでは、菅首相の論調は既に「消費税増税に傾いた」とするものが多い。ただ、今年初めの頃の情勢を考えれば、それははたして菅首相の「思い」なのだろうか疑問に思う。
 なれば、あえてここは菅首相が「当時の思い」を心のどこかの残しているものと信じたい。
 そう、今望むのは「消費税増税路線」を食い止め、庶民が本当の意味で納得できる税制改革の構築をはかって欲しい。そう感じるものである。

 あと、この期に及んで経団連団長は何を言ってるんだ?と。「参院選公約に消費増税を」だと?ふざけるのもいい加減にしてもらいたい。

<菅政権>財政健全化へ試金石 マニフェスト見直し不可欠 「菅予算」前途多難6月10日7時55分配信 毎日新聞

 9日に始動した菅新政権は6月中に財政健全化計画を策定。7月の参院選後は11年度予算編成に向けた各省の概算要求の取りまとめなど菅政権として初の予算作りに着手する。大幅な税収不足が見込まれる中、財政健全化志向の菅直人首相が目指す新規国債発行額を前年度(44・3兆円)以下に抑える方針が貫徹できるか。そのためには、マニフェスト(政権公約)見直しによる歳出の抑制が不可欠で、新政権の覚悟が問われそうだ。

 「無駄遣いの徹底排除は当然。必要とされる事業でもやめなければならないケースも出てくる」。野田佳彦財務相は8日の就任会見でこう強調。財源が足りなければ、必要な事業でも厳しい優先順位を付けて、予算を削っていく姿勢を示した。深刻な財源不足が続く中、「聖域なき削減」を進めなければ、11年度予算は組めないと危機感を強める。

 10年度の予算編成では、子ども手当などの衆院選マニフェストの政策を各省が概算要求に盛り込んだ結果、要求額は過去最大の95兆円に膨張。最終的に92・3兆円まで削り込む作業は難航を極めた。この反省を踏まえ、財務相当時の菅首相は、「シーリング(概算要求基準)という手法を部分的に活用することもあり得る」として、各省庁の要求に上限を設けるシーリングの「復活」を示唆した。

 自公政権時代は、前年度予算を参考にシーリングを設定し、あらかじめタガをはめて歳出の膨張を抑えてきた。しかし、政権交代後、「予算の硬直化につながる」などの理由で廃止した経緯がある。野田財務相は今後、シーリングと同様の効果を持つ新たな枠組みを探る意向だ。しかし、政府内では「無駄削減による財源捻出(ねんしゅつ)は限界に来ている」(財務省幹部)との見方が強い。

 そんな中、歳出抑制を図るには、マニフェストに盛り込んだ政策の見直しが不可避の状況だ。実際、菅政権の発足に伴い、公約修正の機運も高まっている。11年度から満額支給(中学生以下の子ども1人当たり月額2万6000円)する場合、新たに2・5兆円程度の財源が必要な子ども手当について、長妻昭厚生労働相は8日「非常に難しい」と事実上、ギブアップを宣言。11年度も半額支給で据え置く考えを示した。民主党政調会長の玄葉光一郎公務員制度改革・少子化担当相も「(財源面で)地に足がついたマニフェストに修正しなければならない」と見直しに前向きだ。

 ただ、11年度は歳入不足が続き、税収は2年連続で40兆円を割り込む公算が大きい。一方で、年金や医療など“削れない”経費である社会保障費は1兆円規模で増加する見通し。菅首相は消費税増税にも意欲を見せるが、実現するのは早くても次期衆院選後。

 結局、10年度予算で約8兆円を捻出した特別会計の積立金などの「埋蔵金」頼みは避けられそうにない。野田財務相は「特別会計の総点検を行う」としており、20兆円を超える外国為替資金特別会計の積立金の扱いが大きな焦点となりそうだ。

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100610-00000006-maiall-pol



http://blog.livedoor.jp/di_tanicchy/archives/52142435.html
http://krimshow.blog56.fc2.com/blog-entry-1511.html
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結局のところ

鳩山との共通点は、マニフェストで抜かした。
埋蔵金を出すだけで、子供手当も暫定税率廃止も高速無料化もすべて夢物語・・・。
批判は多いが具体的な数字を出した分小泉政権時代の竹中平蔵氏の方が、はるかに具体性がありました。
民主党が民の為の政治をするというのならば、小泉元首相の様に、わざわざ党内の中で幾分まし程度の大臣でなく、民間登用をした方がいいのではないか?
(経団連のお偉いさんなんか呼ぶのは論外ですが)
JALは、救えても中小企業は救えない・・・。
ドラスチックな赤字空港の廃止とかを、票が減るのが怖くて出来ない政治家に任せるべきではない!
ある意味票集めより現実的な経済対策が必要である。
無駄を省くと言っているが、JALにどんだけつぎ込んでいるんでしょう・・・。
自民党時代の負の遺産とはいえお粗末すぎ・・・。
空港と言うのでふと思ったのが大阪府知事は、大阪は協力を惜しまないと言いましたよね!
いっそ関空を米軍基地にしちゃえば?
と思ったりもぶっちゃけ伊丹があれば、あんな近くには、いらないだろう・・・。
赤字垂れ流すくらいなら、思いやり予算でどうせ赤字の米軍封じ込めて沖縄も納得させられるぞ!
多分次の選挙で橋下知事は消えるだろうが・・・。
ダムも空港も道路も一回国家計画のリニューアルが必要だと思われる!
埋蔵金で無理ならば消費税とかいう寝言は、埋蔵金を吐きださせてから言うべきだろう、あんなマニフェスト掲げたんだから!
PS:ちなみに管さんは、衆議院選挙の前うちの地元に来ました!
そして大臣時代の無駄をなくしたのを自分の手柄の様に言っていました!
まさか与党になったら無駄を無駄と言えないなんて寝言は言いませんよね管さん!

Re: 結局のところ

>ポニ萌えさん
 私が思うのは、では具体性を出したから小泉&竹中の方がいいのか?というと、それは個人的に絶対「NO!」というのを前提として、その上で民主党のマニフェストの根拠を求めていきたかった、という思いがあります。
 昨年の総選挙当時は、埋蔵金(という名の特別会計)の活用や、無駄をなくして行く方向性は示していましたが、いざ実現に向かうとなると、当の民主党の政策実現能力の低さや、官僚との折り合いの付かなさで、国民の思いとは逸れていくばかりなのは否めません。
 そういう意味では、総選挙で語られてた「埋蔵金」とかの活用を今一度立ち戻って考えてもらった方がいいのでは?という面で、思う所は一緒かな?と。

 余談ですが、多くの人が「菅」さんを「管」さんと書きますが、もちろんそれは間違いです。
 とある政治系ブロガーが、某衆議院議員が「管」と終始ブログに書いているのを見て嘲笑っていたのを思い出しましたので・・・・・(汗)

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