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「アイスリボン#187(シャッターリボン)」観戦記
この大会の前日に、急遽Twitter上で「新団体設立」をぶち上げた、さくら代表。何とも突発的なタイミングではあったが、今のアイスリボンの選手層が、飽和状態とまではいかなくても相当数の選手を抱えて、中には試合に出たくても出れなくなるのでは?なんていう可能性を孕んでいた状況かと。そんな中でこの「新団体」構想は、さくら代表の「日本全国に広めたい」という思惑以外にも、周辺状況を考えれば「今がその時」だったという事なんでしょう。
そんな「サプライズ」の状況の下で、大会前に会見が行われて、帯広さやか選手が「新団体代表」として移籍すること。そして、新団体の名称を「19時女子プロレス」とし、Ustreamを使ったネット配信で視聴可能というシステムを使って全国各地に「試合を見せる」形式としたこと。
とりあえず、その「19時女子プロレス」については別の機会に書くとして、今大会についてはどうだったかというと・・・
後楽園大会以降、つくし選手の快進撃は止まるところを知らないようで、ここまで上位選手を必殺技「ハルカゼ(=コルパタ式回転エビ固め)」で次々と仕留めていく様は、「つくし旋風」とうよりはまさに「ハルカゼの猛威」といったところでしょう。
前々回大会では、さくら選手をわずか5秒で仕留め、この大会のメイン(タッグマッチ)でも藤本選手を「ハルカゼ」でフォールを奪い、まさに今の勢いそのままに突き進んでいるのが、ありありと窺えたものでした。
そんなつくし選手が、ICE×60王座挑戦を力強くアピール。ただ、上の写真を見る限りでは、どう見ても「藤本vsつくし」なんですが・・・(汗)。そんな状況で、現王者のさくらさん、立場無し(汗)。終いには、「次」まで待てない感じのつくし選手がさくら・藤本両選手に、タイトル戦の行われる6/5板橋大会での「ダブルヘッダー」まで要求。勝ち進む事で自信を持ったつくし選手の「ハルカゼの猛威」は、どこまで吹き荒ぶのでしょうか?
そんな訳で、今大会各試合の雑感については、追記部分にて。
↓
○ 松本都(6分9秒片エビ固め)× くるみ
※ダイビングボディプレス
とりあえず、「エース」さんが(ぎこちないながらも)格上だと言わんばかりの立ち振る舞いをしてましたか。まさしく「先輩風」吹かしてました(爆)。ただ、くるみ選手の攻撃を「無理して」受け切っていたような・・・
最後がダイビングボディプレスだったというのは、ちょっと意味深な気も。
一方、くるみ選手は、今回ジャーマンを放つ機会が無かったのが惜しまれる感じか。小学生でありながら「ジャーマンの使い手」というのはある意味恐ろしいが、自分のペースでじっくりと成長して欲しいものです。
◆第2試合 6人タッグマッチ 20分1本勝負
高橋奈苗&しもうま和美&○ 牧場みのり(15分20秒みのリッチ)× 市井舞&真琴&帯広さやか
何とも激しい展開で、気がつけばこのアイスリボンにおいては「長丁場」と言えなくもない?15分もの熱闘。
心配してたのは、帯広選手の「スタミナ」でしたが、何とか根負けせずに相手チームに食らいついていったのは好感。これも「新団体代表」効果なんでしょうか?
一方では「パッション軍?」の中でも、しもうま選手と牧場選手が「ライバル意識」剥き出しの中で猛アピール。この試合では、それがいい方向に出たようで、この二人に尊敬されている奈苗選手の「人望」と「リーダーぶり」も光ってた感じでしたか。
最後はフォローも得て、牧場選手が市井選手を「みのリッチ(=ジャックナイフ固め)」でピン。復帰後初勝利を飾ったものでした。
◆第3試合 シングルマッチ 10分1本勝負
○ みなみ飛香(7分24秒ブロックバスターホールド)× りほ
この試合を見る限りでは、りほ選手は決して精彩を欠いてた訳ではないんですが、何か「新しいスタイル」を模索しながら戦っていたのでは?という風に見えました。ただ、一方では「意識しすぎ」とも見える様な感じも垣間見える感じですが、この辺の「苦悩」ぶりは、りほ選手本人にしか分からないだろうし、じっと見守る他ないでしょう。
その「表れ」とも言えるのが、これまで以上に「投げ」に拘ってたところでしょうか。「上げるぞー!」と何度も叫んでボディスラムを仕掛けようとしたり、ブレーンバスターやノーザンライトを仕掛けたり、新たなスタイルの構築をはかる姿が窺えます。暫くは「成長過程」を意識して見るのもいいかも。
一方、飛香選手は毎度の事ながら、その「フィジカルモンスター」ぶりを見せてくれるような。何だか、アデバヨール(サッカー・トーゴ代表)がプロレスをやってみたら?なんて感じにも見えるんですよね。そんな飛香選手が、今度はパワースラムみたいな仕掛けでのブロックバスターホールドでピン。個人的には、飛香選手もそろそろタイトル戦線に絡んでいってもいい様な感じがするんですけどねぇ・・・
◆第4試合 タッグマッチ 20分1本勝負
さくらえみ&○ つくし(11分44秒ハルカゼ)× 藤本つかさ&志田光
一言で言えば「ハルカゼの猛威、再び」というところでしょうか。
試合のペースを握っていたのは「ビーナスタッグ」藤本・志田組でしたが、何とか凌ぎきったさくら・つくし組が巻き返したという感じですかね。
まあ、何だかんだ言っても、「王者」さくら選手が狙われたのは「王者の宿命」でもある訳ですが、ここにきてさくら選手を追い詰めきれない藤本選手の「詰めの甘さ?」みたいなものが、タイトル戦を前にして何とも気になるところなんですよね。それこそ、前回大会で(タッグマッチだが)都選手に「みやここクラッチ」を許したり、今回はつくし選手の「ハルカゼ」に屈するような・・・。3月でのICE×60王座陥落以降、精神的には大分立ち直っていますが、先の後楽園大会でも感じた「引き出しの少なさ(?)」がジワジワと現れてるような感じですかね。・・・と、ちょっと辛口な評価となってしまいました(汗)
そんな訳で、全試合終了後の座談会においては「各選手、それぞれ風に例えなさい」というお題目で次々とアピールする事に。その中で、つくし選手はやっぱり「ハルカゼ」で、飛香選手が「カミカゼ」と。そして、次々とアピールして行き、最後に残ったは都選手。さて、何と例えたかというと・・・
「板橋大会ではタッグ王者として高みの見物をさせていただきます、今日はくるみに勝った事ですし、これからも『先輩風』を吹かしていきたいと思います!」
・・・・・第1試合を任されても何のその、やはり美味しい所は「エース」さんが掻っ攫っていくようです(爆)
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