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宮崎の口蹄疫問題についての個人的雑感

2010 - 05/19 [Wed] - 23:09

 当初はブログに書かずツイッター上での「呟き」に留めようかと思った、今回の「口蹄疫」問題。自分のタイムライン上でも、この口蹄疫問題についてのツイートが頻出するようになったので、自分としての「雑感」を以下のように「呟いた」わけだが・・・

giocatore17 / ジョカトーレ・F
国か東国原か責任の所在は後でもできるから、今はまず、これ以上被害を広げないよう早急な対応が必要だろ。そういう意味で早う動け、赤松! RT @fall_out_washi: 赤松センセイ語録2:「今、とりたてて やらなければいけないということはない」 #kouteieki at 05/18 18:02

giocatore17 / ジョカトーレ・F
そして、ゲンダイもこんな記事出すなんて、建設的じゃない。アカンよ、これは… RT @pattenn_ksyk:さすがに、これはひどい http://twitpic.com/1osjod こんな記事で新聞が売れるとでも思っているのか。 #kouteieki at 05/18 18:11

giocatore17 / ジョカトーレ・F
夕方に宮崎での口蹄疫問題の事を呟いたが、ここぞとばかりに現政権&民主党叩きに精を出す流れには、さすがに閉口する。安易に東国原のせいにする流れにも同意はできないが。 at 05/18 21:11


 これらのツイートの「要点」としては、以下の通り。
 ・責任追及より、まずは被害(感染)を一刻も早く食い止めるべき
 ・赤松農水相は早急に対応策を関係各課及び宮崎県と協議して取り計らうべき
 ・東国原知事への批判、とはいっても行き過ぎたものは論外
 ・一方で、今回の件での政権批判は「本当にそうなのか?」と安易な流れに危惧を抱く

・・・と、こんな感じである。

 ところで、この「政権批判」については、本当にあまりにも安易に為されていないか?という気がしたものだった。
 例えば、「民主党が何もしなかったせいで、被害が広がった」「GW前の4月末に感染の疑いを知りながら放置していたとか」とのような、どこまで本当の話か疑わしく感じたものである。
 だから、自分としても安易に「政府は何をやってる?」というような流れには乗れなかった。逆に、それが本当か疑い出したものだった。それが、自分にとっての「口蹄疫問題」の入口である。

 ともかく、そんな自分のツイートに対して、意見は出た訳で。曰く、
 「宮崎県民は中央がいかに何もしてくれなかったか、東国原知事がどれだけ頑張っているか、みんな知ってるよ。」
 「半月以上前から言い続けてるのに上が何もしないから、みんなキレてるんだと思う。」
といったものだった。

 果たして、本当に「何もしなかった」のか。東国原知事がいろいろ動いても「無反応」だったのか?

 ところが、政府としても農水省を軸に「何もしなかった」という訳ではなかったようで。状況としては、
 ・4/20に農水省内に対策本部を設置
 ・4/27に東国原知事が上京、赤松農水相と会談
 ・4/29に山田農水副大臣が宮崎入り、現地で対応策協議
 ・その後、FTA交渉等で赤松農水相が中南米方面へ「外遊」

・・・という事になっている。

 一方、口蹄疫の感染状況はというと、
 ・3/31に農家から連絡があり、県の担当者(獣医師)が診察して一旦はシロ判定(4/9)
 ・4/16に、他の農家の牛からも同様の症状があると連絡
 ・4/20に第1例が正式に確認
 ・4/29の副大臣宮崎入りまでに10例の確認があった
 ・後に、3/31時点で「シロ判定」だった牛が陽性反応(6例目)であった事が発覚

 こうしてみると、「第1例」が確認されたその日に、農水省内に対策本部は置かれ、何らかの対応は取られていたのだから、まるっきり「何もしてくれなかった」訳ではなさそうだ。
 そして、こう言ってしまうと地元宮崎県の方々には酷だろうけど、本来こうした家畜伝染病予防に対しては都道府県・市町村の首長が第一義的な責任者として対応を講じなければいけないことが、法律で明記されているのだ。

 そうなると、東国原知事の責任は結果として取られることに・・・とはいっても、一旦は「シロ判定」が出たところから約半月の間の「潜伏期間中」に爆発的な感染があったと見てもいいだろう。
 一概に、宮崎県に責任をかぶせるような見方は、これこそ本当に酷なものだと思う。

 一方、国や農水省の方。口蹄疫対策については、2000年の時の対応に基づいたマニュアルに沿って今回の対応がなされたものだと言うが、宮崎県側の予想を上回る規模での感染となると、県からの「連絡待ち」状況である国の対応が追い付けるかどうか、この辺が難しい状況ともいえそうだと見ている。
 そう考えると、県の責任を問うのも酷な話であれば、国に対してもまた同様なものである、と見ている。

 ただ、赤松農水相が今回の問題について出した談話は、正直いただけない。
 冒頭にも出したが「とりたててやらなければいけないということではない」とは、被害にあっている宮崎県の農家の心情を逆なでするものだ。どうしてそこで「国としても最善を尽くします」くらい言えないのだろうか?
 こんな事を言っているのだから、「国が何もやってくれない」と思われるのでは?とさえ感じてしまう。

 こんな状況では「トホホ」と嘆きたくもなるが、これに乗じての責任追及というのは、本来は今すぐにすべき事項ではないはずだ。
 昨日、東国原知事は「非常事態宣言」を出した。国も、現地宮崎県に対策本部を設置した。
 今は、とにかく被害の拡大を食い止めることに専念するために、政府・与党が宮崎県と連携を密にして対応策を執り、与野党がいがみ合う事なく対応策を練っていく事の方が大事ではないのか?

 そういう訳で、個人的には「国が悪い」「県が悪い」なんて不毛な論議には加わらないことを明らかにし、一刻も早い問題解決を切に願うばかりである。



(5/20・08:25頃追記)
 再度、いろいろと調べたものだが、4/20の「発生確認」以降の流れをもう一度見てみたい。


4/20 宮崎県にて「口蹄疫」(強感染力の家畜病)発生
   同日、農水省内に対策本部を設置
4/22 自民党、政府に対策要請を申し入れ。政府から回答・対応なし。
   江藤拓議員、赤松農水相に口蹄疫について水産委員会で質問
4/25 殺処分の対象が1000頭を突破、国内において過去「100年間」で最多。
4/28 FAO(国連食糧農業機関)を通じて日本の感染拡大が世界に報じられる
4/30 ・口蹄疫により被害を受けた畜産農家に融資を行う中央畜産会、事業仕分けにより資金を国庫に没収される
   ・赤松農水相、一切の対策指示なく南米へ外遊に出発。
     外遊中の臨時代理は福島瑞穂少子化・消費者担当相(宮崎県出身)。対策指示なし。
   ・自民党、政府に2回目の対策要請を申し入れ。政府から回答・対応なし。
     ビルコン(消毒剤)のストック放出を要請。農水省の返答
     「非常時用のストックで、非常時かどうかは大臣が判断する」
     (5/18現在放出の報なし)
5/1 宮崎県が口蹄疫で自衛隊派遣要請。陸上自衛隊はおよそ100人の隊員を派遣。
  (100人が県権限の上限。それ以上は政府権限だが5/18現在「検討段階」)
5/3 バイエル日本支社、ドイツからビルコン1500本確保。
   ・500本、政府が中国・韓国に無償供与
   ・500本、東北地方に流れる
   ・九州には500本、うち250本が大手企業へ
   ・宮崎県には250本、うち50本が宮崎1区 河村議員(民主)地元へ
   ・最終的に被災地川南町に届いたのはわずか20本
5/6 自民党、政府に3回目の対策要請を申し入れ。政府から回答・対応なし。
5/7 未明時点で35農場、殺処分対象45000頭に拡大。ここまで一切国の支援・指示なし。
   宮崎県単独の予算と人員のみで対策に従事。   
   同日、小沢幹事長、宮崎県訪問。『選挙協力要請』のため東国原知事と会見。

5/8 赤松農水相、帰国。栃木県に民主党の選挙応援に入る。口蹄疫に言及せず。
5/9 原口総務相、ツイッターにて県外への報道規制を認める発言。
5/10 赤松農水相、宮崎入り。東国原知事と会談。冒頭、
   「一部報道では対応が遅いと言われているが心外だ。出来る事は全てやっている」
    ・金銭補償を確約するも
    「まずは県にやってもらい、後で国が処理する」
    ・会談には県議長と県出身国会議員が参加。自民党議員の発言に対し
    「自民党議員の同席は認めたが、発言は許してない!」
     「参院選前だからみんな色々言いたいことはあるんだろうけど」
   ※この日より宮崎県外での報道が解禁される
5/11 衆院農林水産委で、赤松農水相、感染拡大期の外遊の是非追及に対し
    「私一人いなかったからといって、いささかも支障があったとは理解しておりません」
    「だから、なんだっつってる?」「んなこたぁわかってるよ」
5/13 県家畜改良事業団(高鍋町)の種牛55頭のうち農家に供給している冷凍精液の9割を占める6頭を超法規的措置として避難
5/16 ・県家畜改良事業団の種牛に感染、49頭全て殺処分
    “伝説の種牛”20万頭を生んだ名牛「安平」殺処分される
   ・平野博文官房長官、県庁にて東国原知事と会談
   「発生以来、農林水産省を中心に対策を講じている。政府、県一体となってこの問題に
    知恵を出したい。一番のポイントは、いかに(感染を)拡大させないかだ」
   ・福島瑞穂消費者担当相、続いて会談
   「ブランドになった宮崎牛が打撃を受けるのではないかという心配に、
    担当大臣としてしっかりやっていく」
5/17 政府、口蹄疫対策本部設置。感染初確認から「27日後」の初動。
    首相「1000億円の予算措置」(18日財務副大臣「100億だ」)
    鳩山首相、ぶら下がり要旨
    「風評広がると農家が困る。政府は十分に対策してきた」
5/18 ・赤松農水相、閣議後会見
    「初動の対応?・・・私は反省・お詫びすることは全くない」
    「今、法整備やらなくてはいけないと言う事はない」
    ・宮崎県、非常事態宣言発令     
    ・マスコミ各社、「宮崎県が3月下旬の検査で口蹄疫発生見逃し」報道。

 
 自民党側からの「提言」があったが、そこから政府与党の動きは無く、あくまでも「県からの要請」があって初めて動いた状況が窺える。ただ、これも法律上では県が家畜伝染病予防の主幹責任者ということで、改めて「県からの要請待ち」だったということか。
 こうしてみると「何も対応しなかったから民主党はけしからん」というよりは、「県も与党も予測を超えた実情に対応しきれなかった」という風にも見える。おそらくは、国(政府・与党)も宮崎県も、従前のマニュアル通りに対応しようとしたが、その「域」を出過ぎてしまってのものだろう。
 それでも、自民党からの提言があった中で、農水省が宮崎県との関係者間で連絡を取り合いながら対応策を協議できなかったのか?という、いささか柔軟性に欠けた対応であるように思えるのは、否定できないだろう。

 ともかく、今は変に責任追及をするのではなく、宮崎県外への伝染を防ぎ、一方では宮崎県内の生産者への補償を纏めて畜産業の再興策をはかるなど、具体的な動きに乗り出すべきだ。

(参照)Wikipedia内トピック⇒2010年日本における口蹄疫の流行



http://plaza.rakuten.co.jp/ryujisato/diary/201005190001/
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事実経過に疑問

はじめまして。

(5/20・08:25頃追記)の、発生後の流れに関して、少々疑問点があるのですが。

>・自民党、政府に2回目の対策要請を申し入れ。政府から回答・対応なし。
ビルコン(消毒剤)のストック放出を要請。農水省の返答
「非常時用のストックで、非常時かどうかは大臣が判断する」
(5/18現在放出の報なし)<

政府(農水省)は消毒剤をストックしていない。と、農水省関係者の方がツイートしています。
「口蹄疫対策に関する霞ヶ関の『中の人』のつぶやき まとめ」
http://togetter.com/li/19383
http://togetter.com/li/21372

>5/3 バイエル日本支社、ドイツからビルコン1500本確保。
・500本、政府が中国・韓国に無償供与
・500本、東北地方に流れる
・九州には500本、うち250本が大手企業へ
・宮崎県には250本、うち50本が宮崎1区 河村議員(民主)地元へ
・最終的に被災地川南町に届いたのはわずか20本 <

次の情報があります。

「まとめ 消毒薬の備蓄について@FumiHawk」
http://togetter.com/li/20520

Re: 事実経過に疑問

>kirikoさん
 はじめまして。情報ありがとうございます。
 この辺の流れについては、幾つかのサイトから引っ張るだけ引っ張って羅列してみたものですが、何だかんだ言って見方に偏りがあるかな?と思いながら写してました。
 結局、ビルコンの備蓄などの情報についても、いろいろと錯綜している感じで、その辺の状況を利用して?今回の問題のはけ口を「とある一方向」に持って行こうとする意図さえ窺える感じなのが、自分としても戸惑いを隠せない感じですかね。

 また、よろしくお願いします。

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