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「大日本プロレス15周年記念横浜文体大会(5/4)」観戦記
考えてみれば、「大日本プロレス15周年」を締めるにふさわしい「王座奪取劇」だったかな、と思ったものです。
とかく、大日本プロレスという団体は、数多あるプロレス団体の中でも結構「開放的」であり、ある意味「前衛的」なカードを組む事が多々あるなかで、大日本所属の伊東竜二に王座が「戻って来た」という事は、ドメスティックな意味で「この大会」を象徴してるのかな、とも取れたものでした。
勿論、王者であった宮本裕向にしても、成程所属は666とはいえど主戦場はこの大日本のマットであり、大日本におけるデスマッチ史を彩るレスラーとしては間違いない存在で、防衛を重ねるうちに王者の風格も漂わせていたのも、また事実なのは、これまで大日本プロレスを見てきたファンは十分に知っているのは承知かと。
それでも、やはり「大日本所属」として、伊東選手の「エース」としての存在感は、宮本選手をも凌駕した存在であったのは、間違いないところで、それだけこの「15周年記念大会」での「戴冠劇」は、強く印象に残るのは間違いないところでしょう。
今後の展望としては、未対戦の竹田や因縁深い葛西純の名前も(対戦相手として)出ましたが、その時々での「強い相手」と戦いたいとの意向だとか。そして、「20周年、30周年と防衛していけるようにしたい」と抱負を述べ、今後もこの「デスマッチ路線のエース」として大日本プロレスを引っ張っていくことを誓ったもので、この先どのようなデスマッチを繰り広げ行くかが楽しみです。
一方、デスマッチ路線とは別に「ストロングBJ」としてのレスリング路線の充実ぶりが目を見張る最近の大日本。
そんな中で、天龍源一郎の「初参戦」は、これまた注目カードとなりましたが、関本&佐々木義人の両選手がうまく「火を付けた」感じで白熱した試合に。というか、直近で見た某団体での天龍の試合ぶりはつい「年齢を感じさせてしまう出来」でやや失望感を感じてたものでしたが、この試合では以前の様な「ゴツゴツと痛みの伝わる攻防」を見せ、「らしさ」を発揮。関本との「チョップ合戦」やグーパンチの応酬は、久々に「天龍ここにあり」を見せた感じだったかと。
勿論、パートナーである岡林や、対戦相手の関本及び義人も存在感を食われてなるか、と奮戦。特に、この日「2試合目」であった関本の充実ぶりは改めて目を見張ったもので、天龍相手にも臆せず喰らい付き存在感をアピール。現在の大日本で「ハズレ興行が無い」と言わしめるくらいの存在価値を、この大会でも十分に発揮させてたと言っても、過言ではないでしょう。
他では、久々となる「CZW軍来襲」でのニック・ゲージ&DJハイドの暴れぶりとか、大日本マットに久々登場のネクロブッチャーと石川修司のド派手などつき合いとか、手に汗握る攻防が随所で展開。また、「15周年」を彩るべく、TAJIRIをはじめとして大日本出身レスラーも多く駆け付けた事での「歴史の重さ」を感じたりしたものでしたか。
ただ、惜しむらくは15時30分に大会開始となり、全試合終了したのは19時30分過ぎごろと、約4時間に及ぶ「ロング興行」に。これにはかなり体力を消耗した様な(汗)。おかげで、次の日が仕事だったもののかなりバテてましたね(瀧汗)。
まあ、それだけ濃密な空間を共有した、という事になるんでしょうか。
・第1試合 6人タッグマッチ 20分1本
○大黒坊弁慶&怨霊&河上隆一
(エルボードロップ)
菊タロー&忍&大橋篤●
いつもの「弁慶さんワールド」(笑)。そして「被害者」が大橋さんなのも変わらず(汗)。
あと、菊ちゃんの前口上、長っ!
・第2試合 6人タッグマッチ 30分1本
豊田真奈美&亜利弥'&○マルセラ
(マルセラスペシャル)
A・コング&GAMI&闘牛・空●
アジャ組が観客に攻撃を手伝わさせてたのにはちょっと(^^;;;
個人的には、豊田真奈美の「衰えぶり」には残念に思ったり。
・第3試合 6人タッグマッチ 30分1本
○KAMIKAZE&松崎和彦&茂木正淑
(ムーンサルトプレス)
M・テイオー&橋本和樹&塚本拓海●
まあ、橋本&塚本の「修練の場」と割り切って考えれば納得?ただ、この二人も地味に力を着けてますね。
・第4試合 ハードコアタッグマッチ 30分1本
○A・小林&石川修司&星野勘九郎
(ダイビングバカチンガーエルボードロップonチェアー)
ネクロブッチャー&佐々木貴&清水基嗣●
とにかく「ネクロさんvs修司」のどつき合いが圧巻。あと、星野の「やられぶり」もいつも通り(汗)。星野もそろそろ今年あたり何か「成長の証」が欲しいんじゃないかな?大分、集中攻撃とかにも「耐えられる」ようにはなってるが。
・第5試合 6人タッグマッチ 30分1本
○シャドウWX&ジ・ウインガー&藤田ミノル
(垂直落下式ブレーンバスター)
山川竜司●&TAJIRI&谷口裕一
※特別レフェリー 中牧昭二
山川さんについては、やはり事故の後遺症が今でも・・・なのかなぁ。残念といえば残念。
それにしても、谷口君が「たにぐちゆういち」で出てくるとは思わなかった(爆)。
・第6試合 日米デスマッチサミット
~有刺鉄線条約6人タッグデスマッチ 30分1本
○葛西純&ニック・ゲージ&DJハイド
(パールハーバースプラッシュonカミソリ十字架ボード)
“黒天使”沼澤邪鬼&竹田誠志&木高イサミ●
密かに葛西氏が「某エースさん」を連れてきやしないか心配だったが(ヲイ)、それは無かった模様。
それにしても、まさかの「カミソリ十字架ボード」登場でビックリだが、それを持って自分の頭に打ち付ける葛西氏。まさにキ○ガイ(瀧汗)。なお、カミソリボードの「被害者」は、葛西氏と沼澤、そしてイサミ。
「CZW軍復活」という事で、ニック・ゲージも、初来日のDJハイドもとにかく暴れ回ってましたね。再度の来日となるのを楽しみにしたいところ。
・ダブルメーンイベントI スペシャルタッグマッチ 30分1本
○関本大介&佐々木義人
(ラリアット)
天龍源一郎&岡林裕二●
天龍以外の3選手も持ち味を十分出してましたか。特に、天龍の闘志に火を付けたのは、やはり義人(笑)。こういう場面では欠かせません。
関本と天龍の「チョップ合戦」は、ノアでの「小橋vs健介」にも負けない位の迫力はあったかな、と。
・ダブルメーンイベントⅡ BJW認定デスマッチヘビー級選手権試合
~金網蛍光灯200本デスマッチ~ 30分1本
【挑戦者】○伊東竜二(金網最上段からのドラゴンスプラッシュ)宮本裕向●【王者】
※伊東が新王者となる
予想通り「空中戦」が展開されてましたが、「引き出しの多さ」と「一発の重さ」で伊東に軍配、といった感じですかね。
最後のドラゴンスプラッシュは、蛍光灯こそ無かったものの、落差とか力の入れ具合で「納得の3カウント」でしたね。
注:後日、写真を貼り付けます。
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