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城彰二引退試合観戦記 〜夢を信じて〜
引退試合というものを見るのは、今回が初めてである。という事で、見てきました「城彰二引退試合」。

今思えば、城彰二のサッカー人生を追っていくと、何かと「夢」が付きまとう。考えてみれば、城本人にとっても、取り巻く環境も「夢の世界」を直走っていたかもしれない。城の略歴はもちろんの事、城が「最後の現役4年間を過ごした」横浜FCにしても、夢のような波乱万丈のストーリーが描かれている。
もちろん、いい夢ばかりでなく悪い夢もあったが。城にしてみれば、スペイン挑戦が「夢散」に終わり、神戸在籍から横浜FC移籍に至る経緯というのは、本人も語るように辛かった時期だったと思う。横浜FCにしたって、城がやって来た頃はそれこそチームの体すら成してなかった感だった。
そんな、辛い時期及び歓喜の時期を様々に交えながら、城とその波乱万丈に満ちた物語を「共演」した面々が集った三ツ沢球技場。そこは、やはり「夢に溢れた」空間だったと思う。


そして、そんな「夢空間」の主役は勿論、我らがキング、城彰二であった。
「Jo Dreams」での先制点、横浜FCオールスターズでの同点弾、そして逆転弾全てを挙げた活躍ぶり。勿論、そこまでは伊東テルとかゴン中山、久々の三ツ沢となる小野信義や新天地鳥取での活躍を秘す吉野、あとやっぱり素さんとかカズとかもいて「光るプレイ」も随所に見せたのだが、今回はあくまでも彼らは引き立て役(笑)。全方位から時折発せられる「ジョーショージ」コールに押され、城は走り回った。さながら、夢を追い求めてた現役時代そのままに。
そして、試合終了後のセレモニー。城が熱く、現時点での「夢」を語ってくれるとともに、J2で戦う横浜FCに対しても、今一度「夢を追い求める」よう激励してくれた。
J2降格というのは、確かに辛い出来事だったと思う。しかし、そこから這い上がっていくこともまた、J1の舞台で戦いぬく「夢」に向かって進むステップなのだろう。サポーターの我々にとっても、「初心忘るるべからず」というか、心機一転の気持ちで今シーズンに臨むこととなる。
もう一度、「夢」に向かって突き進もう。あの「夢」を信じて。それが、城の発したメッセージに対する、唯一つの答えであると思う。
p.s.今思えば、吉野の横浜FC退団というのは凄く惜しいと感じている。これほど「熱い男」、いなくなるのは惜しいが、新天地鳥取で頑張って欲しいと思う。そして、吉野の横浜FCに対する熱い思いも忘れないでいきたい。
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