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東京優駿観戦記 ~“マジコ・スミイ”の結晶~

2007 - 05/29 [Tue] - 00:13

 一度は目を疑った。しかし、ゴールの瞬間は様々な想いを超越した感覚に包まれた。「歴史の証人」となる通過儀礼のものなのか、そこには自分の欲望とかそんなものはかなぐり捨て、ただただ結果に魅入られるばかりであった。
東京優駿優勝馬、ウオッカ


 この日の東京競馬場は、澄み切った青空ながらも日差しは強く、真夏の様相を呈していた感じだった。「ダービー観戦」は、もうかれこれ10年以上続けている「年中行事」と化しているが、その分年を重ねればこの暑さに否が応でも堪えるものとなっており、歳月が経つ事を少々恨めしく思ったりしたものだ。
 そんな事もあり、午前中はカモネギさん及びササンガム隊長と3人でスタンド内に「避難」。「フジビュースタンド・グランドオープン」の影響からか、客入りは確かに多いのだが自分の周りのスペースが思った以上に空いている感じがして、新スタンド増築の恩恵を十分に受けた格好だった。

 午後から、クローゼのユニを着た勝ち負け犬Jさんが合流。これで、(競馬においては)昨年のダービー以来久々の“ジャッカー電撃隊クアトロマジコ”の結成となった。
 ただ、馬券に関しては四者四様で苦戦の模様。その理由も、ダート戦ではとにかく前残り、芝のレースも内ラチ沿いから5~6頭分の馬場が良く外からの追い込みが効かない馬場によるものであり、思わぬ波瀾も飛び出し悩ませたくれたものである。
 かく言う自分も、7Rでワイド6000円台の配当にありついた以外はさしたる成果も挙げられず、ある意味無駄に時間と資金を費やす事となってしまった。そんなこんなで、ダービーの発走時刻が迫ってきており、パドックへ移動することに。そこで、出走馬の写真撮影&各馬の状態をチェック。

フサイチホウオー

 この時点で一番良く見えていたのは、何だかんだ言ってもフサイチホウオー。結果的に単勝1.6倍もの人気を背負っていたが、この時は気負いも見られず、まさに「威風堂々」とした面持ちだった。
ヴィクトリー

 逆に、不安だったのはヴィクトリー。馬体については特段文句が無いのだが、あまりにも「静かすぎた」。この静かさが何を意味するものだったかは、窺いしれようも無かったのだが・・・
ウオッカ

 ウオッカも、キッチリ仕上がっていた。牡馬相手の「フィジカル勝負」でどうかと言われていたが、体格面ではそんなに引けを取っていなかったと思う。でも、この時点ではまだ正直通用するかどうかは半信半疑であったのは否めない。

 本馬場に入場したヴィクトリー

 本馬場に入場しても、ヴィクトリーの「異変」は続いていた。背景に映った「人物」は差し置いて、ただただヴィクトリーを見続ける。キャンターに移行しないままゆっくり移動する、その「静かさ」は本当に不気味であったし、逆に不安に駆り立てられた。側にいたカモネギさんと「逃げないんじゃないかなぁ・・・」と話し合う。
 そして、スタート直前ではフサイチホウオーが急激にイレ込むシーンが見られた。父親(ジャングルポケット)譲りと自分に言い聞かせながらも、不安に駆り立てられる自分がいた。そして、この2頭についての不安は「的中」することになる。

 レースについては多くは語らない。
 ヴィクトリーは出遅れ、向正面で掛かってしまった。フサイチホウオーもそれに「続いてしまった」。この時点で、私の馬券の効力は事実上失効した。直線で外目から追い込もうにもイレ込んだロスは大きかった。
 そんな有力馬2頭を脇目に、逃げたアサクサキングスが自分のペースで逃げ、直線でも目一杯粘りこみを図る。そんな中で突っ込んできたのがウオッカだった。直線外過ぎない位置から力一杯抜け出し、あっという間にアサクサキングスを捕らえ、そのまま突き放していった。そして、ノースサンデー級の斜行をかましながら追い込んでくるアドマイヤオーラを尻目に、17頭の牡馬を嘲笑うかのごとく2着アサクサキングスに3馬身差をつけてゴール。まさに「その時歴史は動いた」!
結果を伝えるターフビジョン


 馬券は当然の如くハズレ(キルトクールしたアドマイヤオーラに来られたら・・・。それだけじゃないけど)。しかし、そんな事さえ些細な事のように思えた。何しろ「64年ぶり」の出来事である。今後、生きている間にもう一度見れるかどうか。そんな「歴史的瞬間」を目の前にした興奮に比べれば、といったところである。

 それにしても、角居調教師恐るべし、である。これまでも、デルタブルースで菊花賞を制しただけでなく、シーザリオのアメリカンオークス、ハットトリックの香港マイル、前出デルタブルースのメルボルンカップなど、海外GⅠでも成果を挙げている角居師に、また新たに一つの偉業が加わった。その手腕はまさしく「マジコ(魔術師)」と呼ぶに相応しいものだと思う。そして、ウオッカは最高の成果の“結晶”であった。
 この結果に呆然としながら、カモネギさんと共に「マジコ・フリエ」ならぬ「マジコ・スミイ」を囁く有様だった。改めて「恐るべし角居師」である。

 結果として、この日の馬券成績は散々たるものだった。しかし、そんな事さえ超越するかのように、「ウオッカの飲み口」はキツく痺れさせるものだった。いつの間にか、酷く「酔った」ものだった。

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コンバンハです^^

私も現地観戦でした。日曜は暑かったですね^^;A
あの瞬間をライブで見ることができたのは、忘れられない思い出になりますね。
ウオッカは、この後凱旋門賞でも頑張ってもらいたいですね。

>いちご一恵さん
 返事が遅くなってすみません。
 私としても、貴重な観戦体験となりましたよ。この後、同じような事をまた見れるのかどうか怪しいですし(笑)。
 その後の新聞報道とかでは、凱旋門賞挑戦も正式に表明したそうで、昨年のディープ以上に期待が高まりそうな気配ですね。

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