Ali della liberta (in Stadio)

競馬、サッカー、雑事など記す「何でもあり?blog」です。「別館」ブログは下のタブからどうぞm(_ _)m

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「横浜FCvsカターレ富山」観戦記 〜まだだ、まだ満足してはならぬ〜

後半開始から間もなく、高地が見事なゴールを挙げ2点目
 見た目から言えば、これまでに無い位の「完勝劇」でした。
 スコアもさることながら、富山のシュートも計3本に抑え、ピンチらしいピンチも(全く無い訳ではなかったが)少なく感じたもの。ただ、今になって振り返れば、横浜FCが素晴らしいというよりは、富山がそれこそ「本調子ではなかった」と、あえてここは気を引き締めて振り返った方がいいのでは?と。そう思うところです。

 ただ、それでも横浜FCに何か悪い面があれば、これまでのように例え勝てたとしてもどこか危なっかしいところを見せたりするものでしたが、そういう面がこれまでと比べて極めて少なかったのは、評価してもいいかなと思うところではあります。
 何しろ、これまでもミスをきっかけに自滅するパターンを多々見てきただけに、少し位リードをしても安心はできないものでしたが、点を重ねていき、選手達が落ち着いて自分の役割を果たせるようになってきているのを見て、この試合においては本当に、徐々に安心して見れるようになったのは間違いないでしょう。
 特に、後半に入って高地がゴールを挙げ、さらにはトリックプレイで佐藤のゴール。これで本当に「勝負あった」というところでした。
3点目はFKからのトリックプレイで、佐藤謙介のJ初ゴールが決まる

 その前に、前半の中里のゴールも「思い切りの良さが出た」のがゴールに繋がったのかな、というところですが、中里といい高地といい、他の中盤選手も含めて活気が出てきたのは、先々に向けて「明るい兆し」を見せたのは間違いないところでしょう。大久保が得点ランキングで上位に入り、さらに田原との「ツインタワー」は相手クラブに脅威と見えるのは間違いなく、その対策も立てて来るのは容易に想像できるだけに、今回の中里のミドルなど、FWに頼れない場面でもゴールを挙げる手段を見出せたのは、大きな一歩を示せたのではないでしょうか。

 それにしても、富山の出来が想像以上に酷かったのは否めず、逆に横浜FCにとってやりたい事が出来たのが、この試合だったのかと。
 だがしかし、今回の完勝劇に目がくらんで慢心してしまうと、先のホーム2連戦を連敗してしまったように、今度はそれこそ抜かりなく、1試合1試合を着実に勝ち点を拾って行けるよう、したたかになっていく必要があるでしょう。
 それだけに、今回の「いいイメージ」だけは忘れないでおいて、気持ちはしっかり切り替えて、次節以降に臨んでもらいたいところです。
試合終了後のビクトリーステージには、共にJ初ゴールの中里&佐藤選手が。

| テーマ:横浜FC |ジャンル:スポーツ | 横浜FC | 21:16 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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何とか凌ぎきった(vs北九州戦)


いやはや、今季初?の「心臓に悪い勝利」でした^^;

明らかに北九州ペースの中で、数少ないチャンスをきっちり決めての勝利なだけに、喜びよりもホッと一息?でしょうか。
とりあえず、3連敗は免れて15位まで回復したとか。

次節、ホームのvs富山戦も勝利を!


>2012Jリーグディビジョン2
第13節vs.北九州
@本城陸上競技場

●試合終了
横浜FC 2 (1-0) 1 北九州
<得点>
19分 大久保哲哉(横浜FC)
47分 大久保哲哉(横浜FC)
71分 池元友樹(北九州)

<入場者数>
3,702人

●試合終了後コメント
(監督 山口 素弘)
連敗をしていたことと、アウェイで連戦の最終戦ということで、厳しい戦いになることは予想していました。
ただ、粘り強く戦おうということを試合前からずっと言っていて、選手たちも最後まで粘り強く戦ってくれたと思っています。

| テーマ:横浜FC |ジャンル:スポーツ | 横浜FC | 21:25 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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「横浜FCvsファジアーノ岡山」観戦記 〜見慣れたくない「いつもの光景」〜

川又選手の「虎の子の1点」を守り切った岡山が勝利
 相手がワンチャンスを生かして得点を挙げ、ガチガチに守っているところを攻め崩せず、結局0−1のスコアで逃げ切られる・・・・・
 横浜FCが負けるパターンというのは、どうもこういうのが多いような気が以前からしていたものですが、今回もそんなパターンですかね(汗)

 とりあえず、それでも今季は例えば、甲府や湘南相手の時は力で押し切られたりとか、山形相手の時のように「自滅」みたいなパターンで負けて、それはそれでとても嫌なものでしたが、今回のようなパターンは「何とかならんか?」と思いながらも、普通に相手にガチガチに守られればどんなチームでも崩すのは至難を極めるだけに、その辺は岡山のパターンに嵌まってしまった感じもしますし、今の横浜FCの「チームとしての実力」が岡山のそれに劣っている事を、シンプルに表した結果だったと考えるしかないでしょう。

 実際、川又の先制点は「事故」とまでは言わないまでも、あのゴールがあったからこそ当然ながら岡山の勝利になったとはいえ、岡山の想定は「負けなければOK」という感じの進め方をしていたのは間違いないでしょう。
 それは、3バック以外にも、両サイドの石原と田所が攻め上がる場面がほとんど無く、時にはシャドー役の桑田でさえも守備に回ることがしばしば。前線には川又(と前半の時には中野)くらいしか残っておらず、徹底した守備的陣形を引いてきた事を見れば明らかでした。
 さらには、田原と大久保の「ツインタワー」には植田と後藤でしっかりマークに付き、高地や武岡が中に入ってこようものなら数的有利を作り出して囲い込み、最終的には阿部か杉山のクロスに絞らせるなど、この辺は事前のスカウティングの結果にも依るものと考えていいかもしれません。
終盤にかけて何度も攻め立てるが・・・

 この辺の「引いた相手を崩す」というのは、これまでも横浜FCが苦手としていたものでしたが、如何せん工夫が足りないかな?と思うのは、横浜FCサポの多くが思うところでしょうか。今回の試合にしても、攻撃手段が絞られるようではまさに「術中に嵌まる」以外の何ものでもなく、そうならない為にも、時にはミドルシュートで威嚇するとか積極性を前面に押し出してもいいかな?と思うところは結構あり、その辺の改善は強く臨みたいところかと。
 ただ、現状では故障者が多数いて出場メンバーが限られてきている中で、出場選手の疲労は顕著になりつつも替えられる選手に乏しく、スカウティングするには「見極めやすい」現状では、相手に横浜FCの手の内が晒されてるといってもいい状態であり、そうなると対処が立てやすい分、尚更横浜FCには不利な状況に陥っている・・・・と、それが現在の苦しさでもあるし、過去にも何度となく見せつけられた「横浜FCの現実の姿」というものなのかもしれない、と考えてしまいます。

 このような苦しい状況を打破するには、故障者の回復を待って・・・と言いたいところでしょうが、何か「貧すれば鈍する」みたいな現状を突き破ってくれる選手が出てこないか?と。横浜を背負って立つ選手なら、その辺も踏まえて積極的に打って出られるものが出てくれる事を切に願いたい。そんな気分です・・・。
ホームでの連敗に天を仰ぐ選手も。一様に元気が無い・・・

| テーマ:横浜FC |ジャンル:スポーツ | 横浜FC | 11:22 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「横浜FCvsFC町田ゼルビア」観戦記 〜2つ勝った位で満足だったか?〜

中盤を支配した感のある、町田のコリンマーシャル選手
 終わってみて、いろいろと考えてみました。「慢心は無かったか?」とか、いろいろと。

 今の横浜FCは、これから上位を窺うのに1つでも2つでも多く勝利を重ねて行きたいのは、当然抱く思いでしょう。ただ、そんな中で上位の京都に今季初勝利を挙げた。立て続けに岐阜にも勝った。何だか、そのまま「レールに乗った」かのような思いで今回の試合を向かっていったとすれば、それは確かに「慢心」と思われても、正直言い返せないような気がしてなりません。
 頭の中では「舐めてかかるつもりは無い」と考えていても、心の片隅にどこかそんな思いを残しているのなら・・・?そんなような思いを少しでも抱いていたから、試合の立ち上がりからはどうにも動きが鈍く、そこで町田のポゼッションサッカーに付き合う形になったとすれば、そこから町田の術中に自分から嵌まり込んで行った感じでもあるでしょう、おそらく。

 町田の前評判としては、なかなか前線の平本にまでボールがいかないゆえにゴールを挙げられないことから、サイドから前線の選手でプレスを掛けて相手のパスの供給元を断っていけば・・・というところだったのでしょうが、今日は中盤にコリンマーシャルが入ることで町田が中盤でボールをキープでき、その後ろの下田がアンカーとしてスペースを潰す狙いを立てて、少しでも前線へボールを回せるよう工夫してきたもの。
 一方、横浜FCはそこで、佐藤と中里の役割が曖昧になってしまい、ポジションの行き渡しが上手くいかずにコリンマーシャルの自由を許し、終いには小野瀬が中軸に釣られる形で中に入り込んで行った所へ、小野瀬のいない所を突かれるなど、中盤の攻防で出足が鈍い上にポジションが曖昧になってしまった事が、今回の試合の趨勢を決めることになったのかな、と。そう考えるところです。
町田のショートカウンターで、2列目から走り込んだ鈴木崇に先制点を許す
 そういう意味で、町田は中盤を支配しつつ空いたスペースの活用を図っていって、ここぞという局面でカウンターを仕掛けて行った事で平本が生きていき、さらには平本に使われる形で2列目から鈴木崇も生きてくる形に。ここまでしっかり立て直してきたアルディレス監督には、本当に脱帽です。

 そんな感じに、前半に2点奪われ、さらに後半に入っても3点目を奪われてから漸く「目が覚めた」感じに、横浜FC選手の動きも活発化することに。大久保が1点取り返した後にまた町田にゴールを許すことにはなるものの、再度大久保がゴールを奪い2点目。後半では、前半の内容を考慮したとはいえど町田と互角に、いや局面においては凌駕さえしていたといっても過言ではないかもしれません。
後半になって漸く2点を返す横浜FCだったが。田原もボールを持って素早いリスタートを促す。

 ただ、勿論「内容が良ければ勝利」という訳では勿論無く、カウンターによって町田に奪われた4点はあまりにも重く、そのまま敗戦。攻めの形が出来ていた故に2点は返したものの。その前の「入り方」があまりにも悪く、それが取り返しのつかない形になってしまったとすれば、それはまさに「痛恨の極み」というものだったかもしれません。

 後半での攻防を見る限りでは、本当に前半の「出来」が悔やまれる横浜FC。結局は、気持ちが乗らなかったのか疲れなのか、そういうところは深くは突き止められないものの、いみじくもシュナイダーが「勝ちたい気持ちが見えなかった」と語ったのは、試合の入りの時点で何か心の中に「隙」があったのか?と思ってしまうところでしょう。
 それだけに、京都相手に「やればできる」ところを見せたくらいなら、今回は逆に「やらなければ(やれなければ)何もできない」というところも垣間見えてしまったかのような、そんな気がしてなりません。

 今回の敗戦で、上位進出に向けてはからずも「仕切り直し」になってしまった格好ですが、この後に再度浮上を試みるには、選手達がどれだけ考えて、しっかりと気構えられるか。そして、心の中の「隙」とか「慢心」を取り払えた時こそ、再度上位を窺う事が出来る資格を得られるかな、と。それだけ、今回の敗戦が「手痛い授業料」になってしまった感じでもあります。

 何とも残念ですが、中2日で今度は岡山を迎えての試合が控えてます。ただ、町田が短期間でしっかり立て直したのを見ると、横浜FCもこれまでの方向性を見失わなければ、きっと立て直せるものと信じたい。そう思うところです。
敗戦に、横浜FCイレブンは一様に浮かない顔・・・

| テーマ:横浜FC |ジャンル:スポーツ | 横浜FC | 20:13 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「横浜FCvs京都サンガFC」観戦記 〜惹き付ける力〜

2点目を決めた「ジャンボ」大久保に駆け寄る横浜FCの選手達
 待ちに待った、今季初勝利。そこに至るまで、監督も選手もサポーターも、みんな「勝利への渇望」は最高潮に達していたのでは?というところでした。
 そんな、必死な思いを持って漸く、「勝ち点3」をこの手に引き寄せたのかな?と思ったところです。

 この試合においては、何をおいても横浜FCイレブンが「勝利を引き寄せよう」と、これまで以上に京都の選手との間をしっかりと詰め、これまであと一歩足りないように思えた「ゴール前の詰め」もしっかり踏み込んで行ったことで、漸く勝利を手にしたという感じでしょう。
 一方の京都は、プレイエリアをコンパクトにまとめて小気味よくパスを回す得意パターンで攻め立ててきたものの、ポスト役の長沢にはプレイに威圧感は無いように感じ、その為か宮吉や工藤の飛び出しも横浜FCのゾーンディフェンスを崩し切れず。横浜FCは田原がDFをしっかりと引き付けて大久保を生かすプレイをしてたことと比較しても、京都の攻撃にはプランは分かりきっていても「力がこもってない」感じにも受け取れました。そこに、京都が油断したのか、横浜FCを甘く見てたのかは定かではないですが・・・

 ただ、京都の思惑としては、長沢を起点として工藤や宮吉が動き回ればそのうちに・・・という「腹積もり」はあったかもしれません。それは、横浜FCが大久保の「DFを引き寄せつつ交わす動き」を見せて豪快なゴールを決めた後も、攻撃パターンは崩さずに横浜FCゴールに襲いかかったことで明確に見て取れましたか。
 事実、先制後に訪れた京都の「ビッグチャンス」は、工藤が抜け出してシュナイダーと1対1の場面を交わして「あとは押し込むだけ」というところを、スンジンが懸命のスライディングで防いでゴールを許さなかったことが、この試合のターニングポイントになったと感じるところです。これまで、先制しても前半終了間際に相手ゴールを許して自らペースを崩してしまっていたところを、スンジンの渾身のディフェンスによって、横浜FCに勝機を呼び込んだのでは。そう見ています。

 そして、後半が始まってすぐに、セットプレイから田原が京都GK水谷との競り合いを制し、大久保が押し込んで2点目。これで、勝利をぐっと引き寄せた格好になりましたが、そこには、田原の比類なき当たりの強さで「勝機を手放さなかった」かのようにも見えたものです。
 その後は、京都も巻き返しに転じようとしますが、防戦一方という訳ではなく、時には果敢に攻め立てる事も。武岡のドリブル突破もあり、FKでのトリックプレイもあり。
後半、高地のフリーキックは惜しくも入らず
 ただ、そこでは残念ながらゴールは挙げる事ができず、逆にロスタイムに京都のゴールを許すことになったものの最後は何とか振り切って、2−1のスコアで勝利。改めて「待ちに待った勝利」だったと思ったものです。

 ここまでとにかく苦労を重ねたものでしたが、それゆえの「勝利への執念」によって勝機を惹き付け、それを手放さなかったことが、このような形で報われたものだと感じています。
 それは、この間も「選手の質は揃っていて、今の低迷が逆におかしい位」と他クラブやライターからも見られていた中で、中には「自ら勝機を手放した」かのような試合もあったりしたもので、今回の勝利が事の他嬉しく思うと共に、今後の事を思えば「次以降も勝利を重ねていかないとこの勝利の意味が無い」という風にも思うようになり、それを思えばやはりここはこの勝利に満足せずに、今後も勝利を積み重ねることで初めて意味を持つものだ、と新たな決意を心に秘めようとしたものです。

 今後も勝利を重ねていけば、それがやがて「本来あるべき今季の目標」をぐっと引き寄せられる。その為にも、今の力を出し切っていくことで、勝機を惹き付け続けて行ければ。そう思った次第です。
今季初のビクトリーステージには、MVPの「ジャンボ」大久保が!

| テーマ:横浜FC |ジャンル:スポーツ | 横浜FC | 22:27 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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立ち向かう姿勢はいいが……(vs湘南戦)


やっている中身は段々と身になりつつあるのは実感。
ただ、今の湘南相手には、普通に地力の差を感じたところ。

早めに勝利を挙げたい焦りを覚えつつも、これまでやって来た事はしっかりと続けながら、あとはとにかくフィニッシュにこだわれ!
そうしなければ勝てないし、逆に言えばきっと勝ち星が転がってくる。
今は腐らず、やり抜くしかない。


>2012Jリーグディビジョン2
第8節vs.湘南
@Shonan BMWスタジアム平塚

●試合終了
横浜FC 2 (0-1) 3 湘南

【得点】
36分馬場賢治(湘南)
46分内田智也(横浜FC)
52分高山薫(湘南)
68分菊池大介(湘南)
84分武岡優斗(横浜FC)

<入場者数>
●7,111人

| テーマ:横浜FC |ジャンル:スポーツ | 横浜FC | 18:10 | comments:2 | trackbacks:1 | TOP↑

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「横浜FCvsモンテディオ山形」観戦記 〜悪癖〜

開始1分も経たない内の武岡のゴールも虚しく、山形に逆転を許す有様・・・
 どうしてこうなった?

 一言でこの試合を終わってから評するには、そんな言葉もありかな?と一瞬考えたが、よくよく考えてみなくても試合を90分通して見てれば、そういう気は起きなかったもの。
 それは、自分達の手で「流れ」を相手に渡してしまったからに他ならない。それも、自分らのミスで。

 ・・・と、どうしても、この試合の評価は横浜FCの選手に対して、ついつい「厳しく」見てしまいがちになったものでした。
 全体で見ると、ゲームメイクとか戦術・約束事などでは決して「悪くない」という評価をしてもよく、その辺が「監督として3試合目」となる山口監督の指導が徐々に浸透してきているのを実感しつつある。そんな雰囲気さえ感じたものでしたが、しかし。

 もっとも、サッカーというスポーツを90分行なうにあたって、常に集中力を保つのは確かに難しいものかもしれませんが、集中力を切らす時間帯をどれだけ減らし、タイミングを外すかによって、自分達の「勝負運の流れ」を引き寄せられるか否か、大いに変わってくるものですが、これまでも横浜FCはそうした面で「堪え切れずに失点」という感じに集中力の切れ目が「運の切れ目」というような場面に出くわすことも、確かに多々あったものでしたか。
 ただ、それ以上に自分達による軽率なプレイで、勝負運を逃す様な行為を見せつけられると、応援する側としても「何やってるんだ!」という気になってしまうもの。

 そういうのが、前半43分での「失点」を生んだのかな、と思います。
 この場面、横浜FCゴール前に飛んできた浮き球を秋葉が懸命に押し込んだ・・・といえば、秋葉の健闘を讃えられるものかもしれませんが、秋葉の前にスンジンと杉山が棒立ちしていて、その後ろで関が出るか出ないか迷っていて声も出さずにただ立っているのみ。そして、秋葉が押し込んだボールがコロコロとゴール枠内に転がっていき、気が付けばゴールに吸い込まれていた・・・と。

 厳しい事を言うようですが、昨季も関の判断ミスなのか、DF陣との連携が取れない中でゴールを許す場面がありましたが、今回もそう。もともと、関自身がそんなに声を出して指示している風には(自分から見た感じでは)見えず、常々気にはなっていたものですが、今回も「最悪の形」でそんな「悪癖」を見せてしまったかな?と、そういう感じでした。
 昨今のゴールキーパーは以前と比べて「失点の責任の多くはDFにあり」という意見も出て一概に責任を被る割合は減ってきていますが、逆にDF陣への指示など「司令塔」としての役割を求められるようになってきている現代サッカーの中では、こうした曖昧なプレイをやってしまうと、DF陣との信頼関係にも影響が及ぶなど、何かと深刻な状況に陥る危険があるだけに、今回の関の「一連のプレイ」は、とにかく残念に感じたものでした。

 そんな「大きな失点」が前半終了間際にあった事で、山形ビハインドで折り返せそうなところで逆に流れが山形に向いてしまい、その延長線上に宮阪の「ミドル弾」があるのかな?と考えると、今回の件は本当に「痛恨の悪癖」というべきものだった。そう断じるしかないと思います。

終盤に何とか追い付こうと攻め立てるものの・・・
 そんな状況に陥ってしまって、山形にペースを渡してしまっては、終盤にいくら怒涛の攻めを見せたところでなかなかゴールマウスをこじ開けていく事も困難な訳でして・・・
 結局は、自ら流れを相手に「手渡して」しまった感じに逆転負け。
 試合の入りとかが最良の形で行なえていただけに、本当に堪える敗戦だったと思います。

 しかし困った事に(?)、今回は山形相手に「完敗」だとか「崩された」とかそういうのではなく、ある意味「自滅」によるもの。そういう意味では、選手を厳しく責め立てるのも一つの手とも考えたくなりましたが、監督が変わって間もないこの時期に、徐々に変化の兆しを見せ、それが決して「間違った方向に行っていない」もので、さらに言えば余計な発言をして険悪な空気を作りたくない思いも絡んでしまい、ゴール裏の挨拶の際に出た自分の言葉は、

「あ゛〜〜〜〜〜〜〜!!」

・・・というものでした(汗)。
 本当に、どう言葉にしていいのやら、欲求不満とも思える様な感じですが、とにかくそんな苦悩を抱えたまま、三ツ沢を跡にしたのでした・・・。
ブーイングこそ小さかったもののゴール裏の空気は重苦しかった、そんな選手達の挨拶の場面

 今度は、本当に何とかしてくれ!

| テーマ:横浜FC |ジャンル:スポーツ | 横浜FC | 21:28 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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久々のゴールでドロー(vs草津戦)


今日は、それこそ永井の「チームとして開幕戦以来の」ゴールに尽きます。

ただ、スタメンをガラリと変えて、気持ちが前に出てきている事を考慮して、「まだまだ」と思いながらも先々を見据えて希望は見出だせそうな、そんな試合だったと思います。

来週のホームでの試合は、しっかりとした結果を残したいです。


>2012Jリーグディビジョン2
第6節vs.草津
@正田醤油スタジアム群馬

●試合終了
横浜FC 1 (0-0) 1 草津

【得点】
64分金成勇(草津)
75分永井雄一郎(横浜FC)

<入場者数>
●6,891人

| テーマ:横浜FC |ジャンル:スポーツ | 横浜FC | 17:58 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「横浜FCvsヴァンフォーレ甲府」観戦記 〜春はまだ遠し〜

甲府FWダヴィのポストプレイに手こずる横浜FCの中野らDF陣の選手達・・・
 「そう簡単に事が運ぶ訳が無い」と改めて思いながら、山口素弘新監督の初采配となる試合を見て「横浜FCの春はまだ遠い」という実感ばかりが募った。そんな感じでした。

 岸野監督の解任から中1日で田口監督代行の下で戦ったvsヴェルディ戦。そして、その翌日に山口氏の監督就任発表があり、そこから中3日で今回の試合に臨む事になったものの、さすがに「山口カラー」を出すにも至らず、そこはキャンプからじっくり仕上げて好調をキープしている甲府相手には、いささか厳しかったといっても過言ではなかったかもしれません。
 結局、試合は全体として甲府ペースで進む事に。ダヴィが身体を張って、その後ろから高崎が抜け出る・・・・・だけでなく、さらに後方やサイドから柏や堀米らも揃って襲いかかって来るもので、なんとかボールを前方に弾き返すのがやっとの有様。前半のうちに「失点は時間の問題」とも思われながらも何とか凌げば・・・と思ったものの、前半43分に高崎の飛び出しに対応できずに失点。これは、何とか粘りに粘ればチャンスは回ってくるものか?と思っていた横浜FCイレブンに十分なショックを与えたものだったと思います。
高崎のゴールで喜びあう甲府の選手達

 後半は、右SBをテホンから杉山に変えて推進力を付けようと試みたものの、それでも効力を十分に発揮するには至らず、前半と同じような展開に終始し、逆にペナルティエリア外でのファウルによって甲府にFKを与え、そこからのトリックプレイで2点目を献上。これで、事実上「勝負があった」という感じでした。

 横浜FCも、数少ないチャンスで何とかゴールを上げようとしたものの、前線へボールが回る事が少なく、ビルドアップの段階で四苦八苦という状態ではどうにもならず、という感じに。そんな中でもなんとかシュートを枠内にクリーンヒットで飛ばしてみれば、そこは荻がファインセーブ・・・という状況。
中里のダイビングヘッドも、荻の好セーブに阻まれる

 こうして、山口監督の「初陣」はものの見事に「完敗」という事に。
 単に「仕上がりの良し悪し」の関係だけでなく、チーム内の約束事やスキルなども含めて、今の横浜FCは甲府に足元にも及ばないのはハッキリと分かったものでしたが、それだけにこの試合の後も強敵が揃う事を考えると、何とも暗い面持ちになってしまいがちな感じです・・・
 現状では、前体制の指導が結果として上手く行き届かず「ビハインド」の状況で臨む訳ですから、今後も苦戦が予想されるのは当然として、そこから巻き返すには相当に考えながら行動を起こしていかないと、なかなか浮上のきっかけを掴む事も危ういか?とも思ったものです。

 奇しくも、この試合前のスタメン発表時に流れてきた映像は、三ツ沢の桜が満開になったもの。しかし、そこに浮き出てきた文言は「春はまだか」。そう、今もまだ時折寒さが身に染みるこの時期に置いて、横浜FCもまだ「春が来ない」状況。選手達には何か手応えみたいなものは掴んだ面持ちのようですが、それを生かすにもまだ見通しは示せず、そんな「進歩」もまだゆっくりに歩を進めているようにも見える。そんな感じです。

 それでも、いつかは「春の訪れ」が来るものと信じ、その歩むスピードを速めるために、叱咤激励していくしかないのでしょう。それが自分らサポーターに求められるものかもしれません。
今回はブーイングは無く「横浜」コールで鼓舞したが・・・

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「横浜FCvs東京ヴェルディ」観戦記 〜今やれる事、これから成すべき事〜

試合終了後にゴール裏に掲げられた「団結」の横断幕
 とりあえず、「やるべき事」を完遂して無失点に抑えられたかな?というのが第一印象でした。

 前節のvs千葉戦の結果を受け、その翌日に岸野監督が解任。そこから中1日で田口ヘッドコーチが監督代行として臨む事になり、やるべき事はとなると「課題である守備の再構築」というところでした。
 それは、この試合での布陣からも色濃く出ており、それは、これまでも裏を取られる事が多かった右SBの杉山をSHにまで上げ、その右SBには本来CBの朴台洪(パクテホン)。CBに森本と中野を添えたのは、ヴェルディが高さ勝負よりも連動性による素早いパス回しを武器に裏を抜け出すことも想定に入れて、スピード面で対処できる二人を据えたものと推測できましたが、テホンの起用はセットプレイでの高さ対策か?という感じに受け取れ、これはいざという時に3バックへの変化もあるものか、と考えたものでした。
 実際に試合が進められると、特に3バックという事は無く、局面では左SBの阿部巧も下がり目にプレイ。そして、いつもより阿部のオーバーラップも少なく、ここはラインできっちりブロックして守る事に専念した感じに。
 そして、注目?のテホンはというと、「裏を取られない事」を主眼に置いたのか、ほとんどオーバーラップはせず。ただ、一旦前目に動こうとして、それがどっちつかずの格好になって却って裏を取られ易くなったり、ある時は手を使って防ごうとするなど、間合いや動きが如何にもストッパーのそれだった事に、結構不安を抱いたものでした(汗)。
この試合の「ある意味」キーマンだったパクテホンのスローイン
 それでも、飯尾や阿部拓馬あたりとの1対1の局面ではきっちりと守り切るあたりは、さすがにストッパーとして面目躍如というところでしょうか。与えられたタスクをこなしたという点では「及第点」でしたかね。

 そんな感じに、これまでの「岸野体制」ではそうそう見られなかった「守備的戦術」で臨み、何度かヒヤリとする場面があったものの、気合いを前面に出しながらやれる事をキチンとやり遂げ、無失点で試合を終えられた事は、まずは「最低限成すべき事を成した」というところでしょうか。
 さすがに攻撃面となると、中間は守備的戦術の浸透に時間を費やした、いや、それでも時間がそもそも足りなかったので攻撃練習を満足にできなかった影響もあり、どうしても不十分なものに。それが、終盤で何度かあったチャンスをものにできなかったように、精度面の課題は相変わらずのところもあったのでしょうけど、とにかくこの試合では「まずやれる事は守り切る事」と考えれば、これも已む無き事だったのかもしれません。
数少ないチャンスの中でFKを蹴るカイオ

 結局、このまま0−0のスコアレスドロー。ヴェルディのゴール裏からは、ヴェルディ選手に対して激しいブーイングが飛び、横浜側はエールで出迎える事に。この事が、お互いの現状と相手をどう見ていたかの指標にもなっていたものであり、この様相からも現在の横浜FCがまさに文字通り「ドン底」だったことを窺わせるものだったと言えそうでした。
 ただ、とにかく現時点で「やれる事はやった」のは、それをどう先に繋げるかでしょう。現時点ではまだ、「底を打った」だけに過ぎず、ここからどうやって回復基調に持ち込めるか。そこに横浜FCの今後の命運がかかります。

 この試合の翌日には、OBである山口素弘氏の監督就任の発表がありました。
 はたして、山口氏がどういう考えで指導するのか。新監督の一挙手一投足に注目が集まりますが、ベースとなる今のチームには、今回の結果と今季これまでの経過を見る限りでは、大きな悲観はしなくていいのでは?と個人的に思うところです(勿論、楽観視はとてもできたものではないが)。
 それは、今試合で守り切った事で守備意識と自信を高めた事。あと、開幕戦で短時間ながらも見せた相手を圧倒する攻撃。これをうまく融合させる事ができれば、まだ這い上がるチャンスはある筈。ここで、山口新監督の手腕が問われようとしています。

 ドン底から何とか這い上がり、そして監督就任要請に応えてくれた素さん(山口新監督)に報いるためにも、この試合は絶対に「ターニングポイント」にして、より一層の奮起を求めたいものと考えます。
 これから、這い上がるぞ!
選手達には「横浜」コールでエールを贈った

| テーマ:横浜FC |ジャンル:スポーツ | 横浜FC | 22:02 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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岸野監督、解任される

 今日、横浜FCより岸野監督解任の発表がありました。

横浜FC 岸野靖之監督解任のお知らせ
2012年3月18日 12時01分

横浜FCでは、本日3月18日(日)をもって岸野靖之監督(53)を解任することとなりましたので、お知らせいたします。
なお、3月20日(火・祝)に開催されるJ2リーグ第4節以降に関しましては、暫定的に田口貴寛ヘッドコーチ(54)が、指揮を執る予定です。また、後任の監督に関しましては、正式に決定次第お知らせいたします。

http://www.yokohamafc.com/news/2012/03/18/fc/



 残念ですが、昨日のvs千葉戦の内容などを見る限り、今回の措置はやむを得ないとも感じています。
 今は、田口監督代行の下で、いち早くチームの立て直しをはかり、何とか下位から這い上がって上位を狙える位置までに浮上できるよう、フロント・選手・サポーターが一致団結して臨んでいけるようにしたい。そんな思いです。

p.s.別館ブログにも今回の件についてのエントリを立ち上げましたので、是非ご覧下さい。
 ⇒http://blog.livedoor.jp/giocatore_f/archives/6847761.html

| テーマ:横浜FC |ジャンル:スポーツ | 横浜FC | 20:28 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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これでは正直庇えない(vs千葉戦)


……ちょっとこれは、完敗は完敗でも、選手個々の問題ではなく、あらゆるマネジメントの失敗による「完敗」だったと痛感しています。
交代選手とか、タイミングとか、その辺はどうも……

これはもう、さすがに庇えないですよ。
誰がって?それはもう……


>2012Jリーグディビジョン2
第3節vs.ジェフ千葉
@フクダ電子アリーナ

●試合終了
横浜FC 0 (0-1) 3 千葉

【得点】
12分深井正樹(千葉)
66分兵働昭弘(千葉)
70分深井正樹(千葉)


<入場者数>
6,959人

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「横浜FCvs愛媛FC」観戦記 〜変わらないものと、変わろうとする気持ち〜

14時46分の黙祷に続き、試合開始前に再度、黙祷を捧げる
 この試合が「3月11日」に行なわれたという事で、試合前の「14時46分」に黙祷が捧げられ、そして、試合開始前にも両チーム選手達が輪になって並び再度、黙祷が捧げられました。

 あの、東日本大震災発生から1年。今もなお、様々な形で「爪痕」が有形無形で残る中で、Jリーグの試合がこうして行なわれる事に対して、何とも言えない感謝の気持ちを抱いたものであり、試合が行われ観戦できることがごく当たり前の「日常」の光景として送られている。そんな事実を噛みしめながら、この試合に思いを馳せたものでした。
 そんな「変わらない光景」を目前にして、横浜FCは何をすべきか?昨季の試合内容がそれこそ散々たるものだったのは、選手やサポーターの誰もが痛感しているものであり、そこから「変わろう」とする思いはどこのクラブの選手・サポーターよりも強いものだと思っていましたが・・・

 前半の内容は、それこそ目を覆わんばかりのもので、愛媛のツートップ(有田・小笠原)がしっかりしていれば5点は取っていたのでは?とも思える有様。
 愛媛の「攻め手」は、3ラインがしっかりとプレスを掛けていき横浜FCのボールの出所を素早く封じ込めようとするもの。そこを横浜FCとしては、本来ならば大きなクリアで愛媛の3ラインを間延びさせつつ前線から仕掛けて自らのペースを取り戻すべきところを、DFラインから細かなパスを繋いでいこうとする戦術に拘り続け、まんまと愛媛の術中に嵌まってしまったもの。これで、有田や小笠原に十分な「決め手」が備わっていれば、その時点で「終了」だったと思います。
 この辺の原因を探るとすれば、一つはホベルトに頼り切ろうとする姿勢で、もう一つは渡邉のコントロールするDFラインがまだまだ成熟しきれていない事と見ています。既に、一昨年の戦いぶりから分かる通りに「横浜FCのキーマンはホベルト」というのが各クラブの共有した見方であり、ホベルトには複数人がマークしてボールを奪い去る戦術を徹底。そして、もう一点のDFラインについては、両SBのどちらかが下がって守る点は前節(vs水戸戦)から修正されてはいるものの、ホベルトの所でボールが奪われて素早く攻撃に晒されると、あの手この手で脆い所を愛媛の攻撃陣に突かれてしまう有様。更には、変に後方から細かいパス繋ぎを試みようとしてもパスの出先を尽く潰されてはどうにもならず、これでよく失点ゼロで済んだな、というものでした・・・

 後半に入ると、大久保の1トップで高地がトップ下に入るなど中盤に厚みを持たせると、ホベルトへのマークも薄れ中盤での起点作りが上手くいき、内田を起点として硬軟織り交ぜた攻撃を展開。
 シュートまで持ち込む場面は残念ながら少なかったものの、内田のドリブル突破や大久保のポストプレイなど、サポーターをワクワクさせる場面は確かにあり、前節の前半のような展開に夢を抱いたのは間違いないところでしょう。
後半になって愛媛ゴールに攻め立てるも後一歩攻め込めず・・・
 しかし、何度となく攻め立てながらも最後の詰めの部分で一歩及ばず、時には愛媛のカウンターを食らいながらも一進一退の攻防の中で互いに詰めが甘く、結局スコアレスドローで終了。まさに「痛み分け」の内容だったと思います。

 このように、前半を見る限りは昨季の悪いパターンを「変わらないまま」で引きずり、一方では後半のように攻め立てる様は「これから変わろう」とする要素を垣間見させたもので、これは前節とは後先が逆ではあるものの、昨季から「変わっていく気持ち」は限定的ながらも見せてきている。何とも締まらない試合の中でも、そんな部分に僅かながらの希望を見出す構図というのは、前節と変わらないものでもあり、「変わっていこう」とするものだと感じたものです。

 既に震災発生から1年が経過し、何か変わっていこうとする動きも世情から見受けられる中、横浜FCも昨季から「変わろう」としている事実。なかなか上手くは行かない状況ではありながらも、その意識だけは確かなもののように感じたものでした。
 ただ、今後に向けては、その意識を如何に根付かせ形あるものに変えていくか。震災復興はなかなか形として表れてはいない現状に避難された住民の方達の苛立ちも垣間見られている今、横浜FCが「変わろう」と意識してもそれが形にならなければ、サポーターの苛立ちも高まるばかり。この辺で「国政の真似事」はせず、速やかに形作りを進めていけるよう、クラブには強く求めたいところです。
スタンドに挨拶に来る選手達。この後、ゴール裏からはブーイングが浴びせられる。

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「水戸ホーリーホックvs横浜FC」観戦記 〜「既視感」と「危機感」と〜

後半は攻めらしい形もなかなか作れず、パワープレイも功を奏さず・・・

 スコア「1−2」での敗戦。昨季の開幕戦も同じ「1−2」でしたが、得点経過を追ってみても、先制するものの前半のうちに追いつかれ、後半になると別チームの如く動きが悪くなり逆転を許す・・・といった感じは、それこそ「いつか見た光景」そのものと被るようにしか見えず、そんな意味では失望感を隠せない。そんな敗戦だったように思えたものでした。

 ただ、前半においては「これまでにない」位に攻めの形は作れていて、前掛かりになってパスを繋いでいく事で水戸イレブンを圧倒。大久保のゴールも、そんな経過の中で挙げられたものであり、今季の横浜FCの「強い部分」が垣間見えた、というかその時点では「見せつけた」といっても過言ではありませんでしたか。
 何よりも、開幕直前に加入したホベルトが中盤を完全に制圧し、中里や他の選手との連携も嵌まっていたもので、この試合のみならずこの先の試合でも相当楽しみだ!とさえ思ったものでした。
“ジャンボ”大久保のゴールで先制をしたのだが・・・

 ところが、前半終了間際に杉山のミスを突く形からゴール前の守備で小澤に裏を突かれノーマークでゴールを許すあたりから、風向きが徐々に水戸へ傾いて行ったのが、今を思えば痛恨だったかもしれません。杉山も杉山ですが、小澤を完全にフリーにしたあたりは、今季からラインコントロールを司る渡邉がまだ「成熟しきれていない」面を覗かせた格好でもあり、関の指示も届かなかった感もあり、この辺を防げるようにすれば、いい形で後半に繋げられたかもしれませんでしたが・・・
 そして、後半に入ってからはそれこそ「息切れ」したというか、中盤を逆に水戸に制圧されてしまう有様に。前半で「無双」の働きを見せたホベルトはロメロ・フランクに動きを封じられ、その合間を西岡、小澤、島田ら水戸の中盤選手が縦横無尽に駆け巡る展開になり、前線では鈴木隆行が「これぞポストプレイ」と言わんばかりにボールを収めていくことで、横浜FCは劣勢に晒される事になり、遂には島田に逆転ゴールを許すことに。

 そういえば、昨季の開幕戦も藤田祥(現・千葉)の鮮やかなシュートで先制した直後に動きが鈍くなりあえなく敗戦。何か、この辺の経過が本当に今回とダブって見えてしまう現状に、せっかくいい感じでキャンプを乗り切ったという自信と期待が脆くも崩れ去り、今季も相当苦難を味わうシーズンとなってしまうのか?と、そんな気分を抱かせてしまう位なのは否めませんでした。
 一応、望みを繋ぐのであれば、前半の出来がそれこそ昨季より「鮮やか」であった事。これは、水戸が完全に後手を踏んでたことを考慮に入れたとしても、ホベルトが完全に中盤を制圧し、杉山や阿部のサイド攻撃が嵌まり、大久保のポストプレイや難波の裏を突く動きも水戸の守備陣に確実に脅威を与えていた事を考えると、それこそ限定的ながらも相手に「恐怖感を与えた」のは、間違いないと言っていいかもしれません。

 だからこそ、昨季も「さすが藤田」とか「ファビーニョが今後嵌まっていければ・・・」といろいろ希望的観測を挙げてはみたものも、それこそ夢幻の如く儚いものであり、切歯扼腕の思いを味わったものでした。
 そんな思いを抱いているからこそ、今回の敗戦で抱いたのは明らかな「危機感」。前半のプレイを忘れないでおくのは大事なれど、そこを如何に継続できるか。そして、前後半でチーム全体がガラリと変わってしまった要因を岸野監督以下スタッフ一同が見誤っていないか?そこを「結果論として」と言い逃れるだけでなく、その反省を踏まえ次戦以降どう「叩き台」にしていくか。
 その為にも、現状に甘えることなく、次節のホーム開幕戦は絶対に落とせない覚悟でもって臨んで欲しいものです。
逆転負けで何とも嫌な雰囲気に。何とかしたいところだが・・・

 次節のvs愛媛戦、絶対に負けられない!

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明日はJ2開幕戦!横浜FCは水戸とアウェイで対戦

 今日は国立競技場でゼロックス・スーパーカップが行なわれましたが、明日はいよいよJ2・リーグ戦の開幕となります。
 横浜FCは、ケーズデンキスタジアム水戸に出向いて、水戸ホーリーホックとの対戦となります。

 昨季は、一部では優勝候補とも目されながらも、選手の相次ぐ故障で満足にチームを組めない事での悪循環がたたり18位にまで低迷。今季は、主に中堅・ベテラン選手の補強を進め、選手層に厚みを持たせることで競争力を高めながらチームを強化していく模様。現状では、日南キャンプからハワイ遠征を経て、チームの強化も順調に進んでいるようで、そういう意味ではチームを信用してもいいかな?と思いたい次第。
 ただ、そこは自分らの応援するチームを信頼するのは当然であり、一方では自分達が「強い」と思っても相手がどうだか、そこは相対的な見方も試されることになるので、絶対行ける!とまで言い切れないのは少し悲しく思うところも。
 それでも、J1昇格を目標としていくために、一戦必勝の心構えで臨んでいきたいところです。

 そんな訳で、明日の開幕戦は水戸まで出向いて応援してきます。
 そこで勝利を挙げて、開幕ダッシュと行きたいところです。

p.s.明日の試合展望みたいなものを、別館ブログに記しましたので是非ご覧下さい。
 ⇒http://blog.livedoor.jp/giocatore_f/archives/6788705.html

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横浜FC2012新体制発表

新体制発表にて、岸野監督と11人の新加入選手
 昨日、横浜FCの2012新体制発表記者会見が行われました。

 詳細は別館ブログに書きましたので、そちらをご参照ください。

 で、今季の横浜FCの(現時点)での陣容は以下の通り。

1:シュナイダー 潤之介
2:阿部 巧
4:ペ・スンジン
5:八角 剛史
6:高地 系冶
7:内田 智也
8:佐藤 謙介
9:難波 宏明
10:カイオ
11:三浦 知良
13:野崎 陽介
14:武岡 優斗
17:中里 崇弘
18:永井 雄一郎
19:小野瀬 康介
20:渡邊 将基
21:村井 泰希
22:井手口 正昭
23:羅 誠洙(ナ・ソンス)
24:堀之内 聖
26:中野 洋司
27:朴 台洪(パク・テホン)
28:森本 良
31:関 憲太郎
32:杉山 新
34:田原 豊
39:大久保 哲哉



 昨季所属していたエデルと、北九州へ期限付き移籍中の橋村については、現時点で去就は明らかになっていません。
 また、18日のチーム始動後に選手補強の動きがあることも示唆されています。

 ともかく、今回のこのメンバー(+α?)で2012年を臨む事になります。
 J1昇格に向けて「走覇」していく事を誓い、奮闘していきたいところです。

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「カターレ富山vs横浜FC」観戦記 〜Dear My Friend〜

勝利後のゴール裏での挨拶を終え引き上げる寺田選手。はたして、これが「最後」なのか・・・?

 毎年この時期になると、様々な理由でチームを去る選手が出てくる事は、それはそれで仕方ないとは言えやはり寂しさを感じるものです。
 前節でのホーム最終戦で柳沢とフランサに対しては、それこそ惜しみない声援や生花などが贈られたものでしたが、この最終節の試合では、勝利後にゴール裏において歓喜の中で挨拶をした後に寺田、関、宮崎、藤田優の4選手に対してコールが送られました。
 この4選手は横浜FCにレンタル移籍中であり、その処遇については保有権を所持するクラブの思惑もある故に、はたして来季も横浜FCに残ってくれるのか・・・?そんな不安もあり、また今年1年を戦い抜いた中で、それぞれ見せた存在感から、惜しみない声援が送られたものでしょう。

 個人的には、4人ともまた来季を共に闘ってくれると思いたいですが・・・

 さて、試合の方は正直なところ、富山にしっかりとした「決め手」が備わっていれば3〜4点は取られていたかと思います(汗)。それこそ、大西や吉川、木本、福田あたりがしっかりとしたシュートを放てば入れられていた・・・とも覚悟したものでしたが、これが打てども打てども関の真正面にボールが行ったり、あるいは枠外とか・・・。富山が結果として16位に甘んじてしまったのは、その辺にも一因があるように思えたものでした。
 ただ、全体としては富山より横浜FCの方がペースを握る時間が少しばかり長かったかな?と感じました。決定的場面の回数こそ富山の方に分がありそうな感じでしたが、一部の時間帯を除けば中盤で佐藤が懸命に動き回りながらボールを奪い、それを高地が左右へはたき、あるいは前線へスルーパスを送るなど、攻勢を掛けていたのは横浜FCの方だったかな、という感じでした。
 その甲斐あってか、試合終盤で攻勢を掛ける中で、カズを起点にして難波が今季の鬱憤を払うかのように2ゴールを挙げて、富山のかすかな望みを打ち砕いて横浜FCに勝利を導きくことに。こうして、最終節の試合を2007年以来の勝利で締めることに。
終盤、難波のゴールで横浜FCが先制。そのご、ロスタイムにもまた難波が2点目を挙げた

 今季は本当に苦しいシーズンであり、ヒーローインタビューを終えて単独でゴール裏に挨拶に来た難波が、今季の不振を謝罪していました。本人も、特に今季前半はゴールさえも挙げられず悶々とした日々だったろう事は想像に難くなく、また難波以外にも結果が出ない日々に苛まれたのではないかと。
 そんなシーズンながらも、最後はキッチリと勝って締めることができたのは、根拠は無いが来季に向けて気持ちとして少しでも「いい形に繋げられる」そんな思いを胸に、来季へと夢を馳せる事が出来るという事で、きっと幸せな気分で年を越せるのかな、とそんな思いがするところです。

 ただ、「このチーム」で戦っていくのもこの試合が最後な訳で、柳沢やフランサ以外にも、このチームを去るかもしれない選手が出てくるでしょう、おそらく。
 それでも、苦しみながらも戦い抜いた今季のメンバーは、やはり自分らサポーターの心にも数々のプレイを強く刻みつけ、それ故にやがて来るであろう「別れ」に切なく感じ、一方では引き続き横浜FCに残る選手達とは「来季こそ!」と巻き返しを誓いながら共に闘う気持ちで臨んでいきたいと。そう思ったものです。
今季、これが最後のゴール裏での挨拶に

 今季を戦ってくれた「我々サポーターにとっての親愛なる友」の前途に幸多からんことを。
 そして、来季こそ今季の屈辱をバネにして飛躍を成し遂げよう!

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「横浜FCvs京都サンガFC」観戦記 〜結局日頃の行いな訳よ〜

89分までは勝ってたが・・・最後の最後で逆転負けと悔しい結果に
 あえてキツく言うのであれば、この試合を「今季の集大成」として考えるにあたって「堪え切れず相手に競り負ける」というのが今季の横浜FCの特徴であり、突き詰めれば日頃の練習を含めて、大なり小なりの理由があるとはいえ満足な練習を施せない「ツケ」がこの試合になって表れたのかな?という感じがしたものでした。
 もっとも、ここ最近になって漸くというか、昨季(さらに言えば中断期間中)のような厳しいトレーニングを積んだ事で先のvs湘南戦、及び前節のvs熊本戦で結果を残せるようになり、この試合でも難波のゴールで先制をして、京都のハードワークに負けない位に動き回り積極的にチェイスを仕掛けるなど、「ここ最近の練習の効果」は確かに出ていたように思えます。ただ、京都イレブンが若い選手を揃えて体力・気力共に十分なところがあるのは事実で、横浜FCとしては走り回って更に「その先」を求めないと覚束無い。そんな両者の「差」を突き詰めて考えれば、京都の反攻を押し戻せず突き破られた、という見方が出来そうな。そんな感じでした。

 それにしても、ホーム最終戦をこのような形で終える事となるのが、本当に残念でなりません。
 これも、この試合が「集大成」であるならば、土壇場で相手の勢いに屈した事も合わせて、日頃の練習メニューを総合的に満足いく形に出来ていないからと考えると、結局は「日頃の行い」が最後の最後まで響いてしまったという事でしょうか。
 それこそ、この試合においても直前になってカイオや藤田優を故障で欠き、藤田祥とて満身創痍状態と、なかなか満足いくメンバーが組めない有様では、様々な形での「歪み」が出ることとなり、結果として満足な成果を得られない・・・と、こういう面でも今季を象徴するものだったような気がします。

 このような要素が折り重なって「こんな筈では・・・」という思いが募るものでしたが、苦しい中での遣り繰りに限界があるとはいえ、様々な綻びから来る「日頃の行い」から今に至ったとなると、何とも遣り切れない思いも感じます。
 そして、そういう観点で見れば、来季に向けて岸野監督が「GM辞任」という形で責任を取ったというのも、整合性は着けられるのかな?という感じがします。
 具体的に「来季、どうすれば強いチームを作れる?」となると、今後の補強策も含めて不透明な部分がありますが、自らの足元を見つめ直した上で、如何に「日本一厳しい練習」を施しながらチームを強くしていくか。「日頃の行い」からチーム強化に繋げていくのであれば、今季これだけ故障者が続出して満足な練習を施せなかった「根本的原因」の精査をした上で、来季に繋げて行って欲しい。そういう思いです。

 最後に、今季も「戦友」に別れを告げる時期になりました。柳沢とフランサ。二人とも今は本当に感謝、感謝です。横浜に来てくれてありがとう、と。
「ホーム最終戦」で別れを告げる事となった柳沢選手。アディオス! 同じくフランサ選手。オブリガード!

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昨日のvs熊本戦(@KK-WING)を終えて

昨日は仕事の為、試合そのものは見れませんでした。
しかし、仕事帰りの際に横浜FC勝利の報が入ったので、急遽HUBに立ち寄る事にしました。で、藤田祥選手のゴールを確認。形はどうあれ、ゴールを狙った結果によるものであり、その点で評価したいところですかね。

ともかく、これで久々の連勝となりましたが、残り少ない試合の中でどう「集大成」を見せるか?
次節も、「横浜FCらしさ」を出していって欲しいものです。


>2011Jリーグディビジョン2
第36節vs.熊本
@熊本KK WING

●試合終了
横浜FC 1 (1-0) 0 熊本

【得点】
33分藤田祥史(横浜FC)

<入場者数>
7,752人

●試合終了後コメント
(監督 岸野靖之)

前回、ホントに久しぶりに勝って、湘南戦前の1週間、チームで厳しい練習をやって、今週も厳しい練習をして、今日試合で結果が出て良かったと思います。
内容的なことを言えば、まだお互いのミスも多いし、それをどうすんのってサッカーだったと思います。
熊本もそう簡単に点を獲らさんチームやと思ってましたので、少ないチャンスをものにすること、その意味で先制できて良かったと思います。
ただ、追加点を取れればもっと楽だったと思うんですけど、先制して失点をしないということを集中してやって、ゼロで終われたのは良かったです。

シーズン最後の方なんですけど、こういうゲームをいつも出来るようにしたい。
今日は、最後まで集中できてたし、しっかりファイトしたし、相手の高さに対してもみんな集中して対応できていた。
次の動き出しも早かったし、とにかく勝って良かったです。

まぁ、次がホームの最終戦なんで、ホントに1年間、今日もサポーターがたくさん来てくれていたし、テレビでも応援してくれていたと思うので、ホーム最終戦にみんなで頑張って集中したゲームを見せたいと思います。

以上

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「横浜FCvs湘南ベルマーレ」観戦記 〜念ずれば花開く〜

「逆転劇」を示すビジョンに「90’+4」の文字が・・・

 何とも劇的な「約2ヶ月半ぶりの勝利」でした。

 試合そのものは、85分経過のあたりまでは湘南のペースで進んでいたのは間違いないところでした。1トップの田原が身体を張って起点を作り、アジエルが田原にボールを供給し、その周りを高山や菊池がかき回す・・・といった感じに多彩な攻撃を仕掛ける湘南に対して、横浜FCは中盤より前でボールを運ぶ事もままならず苦戦を強いられたのも止む無しか、という展開で進んでいた。そんな感じでした。
 ただ、1−2のスコアから膠着状態となったところで、先に岸野監督の「仕掛け」が発動し、まずはエデルを投入して野崎をボランチに下げる「奇策」。その後、フランサと荒堀を同時に投入してギャップを生み出したのが、結果として湘南のDF陣の意識に微妙なズレを生じさせたのでしょうか。
 そうとでも考えないと、交代カードを使いきって暫くして、前触れもなくサイドチェンジで揺さぶって藤田優のアーリークロスから湘南DF陣の裏を突いて荒堀が叩きつけるようなヘディングシュートで同点、という結果に結びつくとは到底思い付かなかったところ。そして、ゲームプランが完全に崩れた湘南イレブンが浮つく中で、勢いに乗り切った横浜FCが遂には逆転に成功・・・と、ここまで出来過ぎなドラマというのもそうそう無いような気がします。
「野崎の逆転ゴール」の直前の場面。コーナーキックから折り返したところを・・・

 それでも一つ言えるとすれば、負け続けている中で「もういい加減無様な姿を見せられない」と一念発起したように横浜FCイレブンが懸命に動き回った「成果」なのかな、と考えられるかな、と。明らかに湘南ペースで試合が進み後手に回らざるを得ない展開ながらも懸命に食い下がり、湘南イレブンを焦らせて「ギャップ」を生み出したゆえのものかもしれません。それこそ、荒掘の同点弾の直前の頃合いでは、湘南の両SB(臼井と鎌田)と前線の間にスペースが広がり、そこを活用できたのが大きな要因とも思えてならないものかと。
 さらに、「逆転劇」のきっかけとなったコーナーキックは、セカンドボールの奪い合いの中で湘南の永木がボールを追うのを「止めてしまった」ゆえのもので、この辺になって来ると湘南イレブンの気持ちにも「プツリ」と何かが切れたかのように集中力を欠くかのような有様で、結果として「横浜FCの勢いに押し切られた」格好になったものでしょう。
 逆を言えば、苦しい展開でも諦めない気持ちを持って臨み、交代枠の活用をあえて「ギャップ」を生み出すことで湘南の思い描いたイメージを打破できた。そうとも受け取れるかもしれません。

 しかし、もし仮に岸野監督がそこまで読み切っていたとすれば本当に「策士」なのかもしれないところでしょうが、これまでの采配を見る限りでは「嵌まった」ようにも見え・・・・(汗)
 そうなると、監督もそうですが、選手達も一丸となって「負けてたまるか」という執念を見せた結果なのか、と。「虚仮の一念岩をも通す」ではないですが、それまでどうしようもなかった横浜FCイレブンが必死に戦って得た成果が、この試合での「劇的な逆転勝利」というものだったのでしょう。

 いろいろ考えた中での成果かもしれませんが、あえて言うなら「気持ちの差で湘南の足を止め、押し切った」そんな感じに受け止めていきたいと。

 そんな訳で、これが8月以来の勝利となり、最早リーグ戦を戦うにあたって「今更」な感も否定できないところではありますが、せめてもの慰めは「全員が奮闘してきた結果で得た勝利」だということかと。今回の試合で「得たもの」を忘れずに、今季の残り3試合を戦い抜いて行って欲しいものです。
この試合で(当然ですが)MVPとなった野崎選手。満面の笑みで声援に応える。

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